第22話 失態
投稿再開いたします。
どうか、また読み続けてもらえると嬉しいです。
・・・・・・その3秒ほど後に、
俺の違和感という感覚がめちゃくちゃ働き始めた。
よく考えたら、医者とか予言者は何してんだ?
これなら5対3で戦っていることになるぞ?
・・・まるで俺たちが相手のことを弱い者いじめしているみたいだ・・・。
なんてことを前線でシリアス的に考えていると、
急に俺の耳元にある声が聞こえてきた。
「暗いさん・・・固まった・・・。」
暗い途切れた声。きっとデュアルさんだろう。
・・・何て思わないで、確かに前線で止まって考えるとか場が違うけど・・・
何か・・・何か!言い訳を考えなければ・・・。
俺は、あの俺最強wが俺のことをけなし、Rescueさんが追い打ちをかけるという、
何とも日常的な、俺にとって笑えない事態が巻き起こってしまうのを防ごうと、
俺は全力で言い訳を考えるために、
頭を最大限まで、いや限界突破してまで使っていた。
こんなに頭を使ったのは、中学時代に勉強を一回もせずに挑戦した
中間テストの時以来だろう。
あぁ、懐かしいな・・・。
確か、あの時の俺は【☆天才!!☆】なんて思っていた中二病だった。
俺は前回の1学期の期末テストでほぼ全て90点代という良い点数を取って
「もしかして俺、実は何でもできる天才なのでは!?」と思いあがってしまっていた。
なので、俺は「次のテストも余裕っしょ」なんて思い、完全に侮っていた。
今思えば、先生が「今回難しくしてるから」
なんて言っていた気がする。
・・・・・・満面の笑みで。
・・・ハッ、しまった!こんな懐かし話に浸っている内に・・・。
反射的にそう思った俺は全力で最速で口を動かした。
だが、そんな必死な俺に対して、この世の神という者は俺に厳しかった。
最終的な結果は、まぁ知っての通り、けなされたよ・・・。完敗だ・・・。
あのとき何があったのか?・・・知りたいであろう?
だが先に言っておく。決して俺はけなされたいドMではない。決して。
あの時、俺は「いや、固まってないから!大丈夫だから!配線OKだから!」
と言おうとした。今でも思う。我ながらあれは完璧ないい訳であったと。
だが、肝心の言葉を伝えようとしたときに俺はやってしまった。
俺は焦りと全力最速で動かした口が元凶となり、噛んでしまった。
その後には、もう分かる通りその1秒後には、
「何焦ってんの?」やら「噛むとかダッサ」などの罵声を数えられないほど浴びた。
その時の俺は、口に出して「最悪だ!」なんて言いたかったが
そんなこと言ったらもっと言われるに違いないと思い、
その言葉を言うのを抑えた。
はぁ、まるでめちゃくちゃ軽いイジメのようだ・・・。
ん?イジメ?・・・俺が、その前に考えていたこと・・・・・・。
医者!予言者!
色々とあったが、こんな事を言われる前に考えていたことを今更、思い出した。
だが、それを『言った』とき、チャットが完全に凍り付いていた。
さっきの罵声も消えた。
「・・・あー皆、どうしたの?」
俺は一回そう聞いてみた。
すると、俺最強wが
「えっ?暗いさん気付いてないのか?」
と言った。
その一言で、仲間が一瞬笑っていた。
何だ?と思いながらも俺最強wを見ていると、
「気付いてないようだから言ってやるよ。
暗いさん、急に医者!予言者!なんて言ったからだよ。」
その一言で、俺の顔は絶望した表情になった。
もう、魂も抜けた気がする。
そんな俺の顔を見て、仲間たちは笑いだしていた。
結構、苦しかったが、まぁそんなに気にしなかった。
それよりも、仲間と勝つために言わなければいけないことがあったからだ。
「・・・はぁ・・・ちょっと俺の話を聞いてくれないか?」
デュアルのたった一言で失態を犯し、Rescueや俺最強wから罵声を浴び、
メンタルが潰されかけた影野だが、実は敵のある作戦を予知していた・・・
次回もよろしくお願いします。
前書きでも書いた通り、投稿再開しました。
もしかしたら以前よりも投稿ペースが遅くなるかもしれませんが、
頑張って書き続けるので、どうか温かい目で見て下さると、嬉しいです。




