第21話 仲間の不思議 その3~イラつく司令塔~
俺がリスポーンしたとき、この戦いの残り時間は一分半を過ぎていた。
それに少し焦った俺はめっちゃ走った。これ以上ないくらい。
でもスナイパーは不便だ。
まずスナイパーには逃げるということが考えられていないのだ。
だからこれ以上ないくらいに走ったとしても、現実で50m走した方が速いだろう。
・・・・・・別に俺がオリンピック選手ではないのだが。
「・・・・・・・・・暗いさん、さっき、ごめん。周り、見れて無かった。」
聞こえないような・・・じゃなくて静かな穏やかで途切れ途切れな声で誰かが
俺のことを呼んでいる声が聞こえた。
きっとこの声はデュアルさんだろう。多分、さっきのことを謝ってくれたんだと思う。
「えっ?あぁ別にいいよデュアルさん。
一応、デュアルさんのおかげで超能力者倒せたんだから。」
「まぁお前は最終的に倒されたけどな。」
はぁ。なんでいつも良いところで俺の言葉をネガティブなことにさせるんだよ
俺最強wって奴は・・・。って怒っても意味が無い。
一体こいつの弱点はどこにあるんだよ。
・・・・・・でもよく考えたら俺最強wはこのチームの中では決して悪い人ではない。
まぁあの態度は直してほしいが、あの社長とか偉い人に「お前はクビだ!!」
って言われそうな態度がこのチームの余裕を作り出しているんだよな。
古き良き?中学時代にもこんな感じに浮かれている奴確か一人はいたもんな。
何か最近、何かをしてる最中に考えることが多いなと思いながら
俺は前線に着いた。
「みんな~来たけど・・・」
「あっ来たんだ。別にいなくても変わんないんだけど。」
「・・・・・・まぁそうだけど・・・だけど・・・」
俺が最初に言ってRescueさんに批判されて、
ドカーンさんが助け船的なものを出してくれたが、ドカーンさんも俺と同じ
コミュ障なのかは知らないが、全く言葉になっていない。(俺が言えることじゃないけど)
「はいはい、つまりRescueさんは暗いさんがいてもいなくても変わんない、
ドカーンさんはいなくてもいいけどいた方が良いということだろ?
・・・・・・別にどっちでもよくね?とにかく今はまぁ頑張っといて。」
俺最強wさんが俺に突き刺さる言葉をたくさん言った。
最終的にこのチームの鼓舞をしたが、それに至る前にこのコミュ力やっぱ尊敬する。
・・・ホントは尊敬なんかしたくないけど。(絶対に俺最強w現実ではエリートだろ)
やっぱこのチームって俺最強wがいるから成り立ってんのかな?
・・・・・・とか思ってるうちにもう一分切ってるし。
まぁスコアで心配することはないからいいけど、でもなんだろう?この違和感。
影野がちょっと、いや結構イヤな俺最強wがこのチームでどれだけ重要な存在か
(そして影野から見たらどっかの大学程のコミュ力を持っていること)
を改めて分かった影野だが、試合終盤になって気付く。「何かがおかしい」
次回もよろしくお願いいたします。
急にで申し訳ありませんが・・・
・・・この小説を見てくれた方々へ
自分の独断で本当に申し訳ないのですが、新しい物語を思い付いたので、
キリがいいところで一か月ほど休載したいと思っています。
どうか、こんな自分を温かい目で見てくれると嬉しいです。




