第18話 仲間の不思議 その1 ~本気だし過ぎでしょ。~
このマップ【アスレチック・ステージ】は、バネや網、まさかの空中ブランコなど、
アスレチックではなくサーカスなのでは?思うような仕掛けが満載である。
それで(本気になった)俺が今回陣取った場所は、バネの後ろだ。
「ちょっと、本気出してんのにふざけてんの?」と言われそうな位置だが・・・
というかもう俺最強wに言われたんだが、ちゃんと俺には俺の考えがある。
バネの後ろなら、伏せればちょっとは隠れられる。
しかも、近接戦が一番苦手な俺は絶対に剣には敵わない。
だからもし敵が来たときはバネに乗ってピョーンと跳ねればいいんだ。
ま、こういう考えっていうこと。
・・・・・・って俺最強wに言ったら「あっそ。好きにすれば。」
という、「いやいやそっちから言ってきただろ」と感じるようなことを言われたので、
俺はその上から目線な態度に言い返そうとしたが、
これ以上言うと、めんどくさくなってしまいそうなので俺は言うのをやめた。
・・・・・・いつになったら俺最強wの上から目線な態度は変わるんだろうか?
そんなことを気にしつつも俺は俺最強wやデュアルさんが戦ってる
場所に向けてスナイパーライフルの銃口を向けた。
一応だが俺はサーモグラフィー付きスコープを着けているので、
もし誰かが草むらに隠れていたら・・・
・・・俺は気付いてしまったよ。ここバリバリ室内だ。
草むらなんてあるわけがない。馬鹿だ、俺は。
だが今更、スコープを外すのはタイムロスだ。
この戦いの相手も結構高ランクのチームなので隙を見せられないのだ。
仕方ない。この(結構)見にくいスコープで頑張るか。
俺は(スコープに)少々不満ながらも、俺最強wたちが戦っている
ところをこのスコープで覗いた。
すると、いつものような銃弾はほぼ飛び交って無く、
代わりに魔法と火花と爆発物が飛び交っている。
・・・・・・ん?爆発物?爆発物って・・・あぁドカーンさんか。
確か、前に俺がサブマシンガンで前衛にいたとき、ドカーンさんが
凄く狂気的な笑顔を浮かばせながらロケットランチャーをぶっ放していた気がする。
結論:ヤバいやつだ!
いや、でも普段のドカーンさんは優しいんだ!
ほら、さっきボイスチャットで話したときは「仲間意識が高くなった」とか
・・・えっ、ホントにあれで仲間意識高くなったのか!?
これが、ドカーンさんの本当(裏)の顔?
そんなに仲間を差別はしたくないが、この人、フツーじゃない!
で、でもそんなことは気にせず・・・
《ピー――、ピー――、ピー――》
・・・・・・試合終了のアラームが鳴ったということは
もしかして、このバトルはもう終わったのか?
そんな戸惑いが顔に出ていたのか、俺最強wに不意に言われてしまった。
「ん?どうした暗いさん?もう終わったぞ。
ってか、お前一人も倒してなくないか?何やってたんだよ。」
あぁーもう!何でこんなに俺最強wの言葉は俺の心を苦しめるんだろうか?
あっ、さっきのことは黒歴史の中に閉じ込めて、ドカーンさんは?
そう思った俺はドカーンさんの方に向いたが、
今はちゃんと仲間と楽しそうに会話をしていた。笑って。(狂気的な笑顔ではない。)
でも、俺はちょっと今回のバトルでは満足した結果は残せなかった
ので、また仲間たちとバトルをすることにした。
前から気付いてはいなかったが、なんとドカーンさんは戦闘になると、
狂気的な笑顔を浮かべることを知った影野は、その後に1mm程距離を取るようになった。
そして、次の仲間の不思議なところとは?
次回もよろしくお願いします。
ドカーンさんみたいな人って、ゾーン入ってるって言うんでしょうか?
もしこれがゾーンに入ってるという認識ならば、
このような性格になるのは自分のただの偏見です。




