第14話 使いにくい秘密兵器
俺の秘密兵器。それは、二つある。
一つ目は、サーモグラフィー付きスコープだ!
そして二つ目は、銃弾加速器だ!
【サーモグラフィー付きスコープ】
スコープを覗くと、色で温度が可視化される。
つまり、草むらに隠れている敵も見えるようになる。
【銃弾加速器】
銃口の先に取り付ける単純な装置。磁石によって加速される。
これを装着すると、銃弾の速度が上がる。パワーも上がる。
つまり、壁の向こうの敵も銃弾が当たるようになる。
この二つの秘密兵器、めっちゃ手に入れるのに苦労した。
なんと、サブマシンガンのこういうシステムを買った後すぐに
スナイパーになったから、ある意味お金の無駄使い・・・。
そのせいで、ゲーム内のお金は無くなってしまった。
それから、このスナイパーのシステムを買うために、
ログインボーナスを取り続けて1、2ヵ月。今日やっと買った。
さてと、じゃあこのシステムの力を試してみよう!
【スナイパーライフルのシステム取り外し】から、
サーモグラフィー付きスコープと、銃弾加速器を取り付けるか。
・・・ここをこうして、よし!出来た。
ちょっと遅いけど、頑張るか。
試しにスコープを覗いてみよっと。
そう思った俺は、スコープを覗いてみた。
すると、今まであんなに綺麗だったグラフィックが
青と、ところどころ橙色だけになっていた。
「・・・新鮮。ってか見えづら。」
ちょっと俺には不便だったが、使い慣れていくしかないか。
じゃあ次はこの銃弾加速器の凄さを感じてみるか!
敵は・・・あっいた!よし、じゃあ心を落ち着かせてあの敵を狙って【撃っ】
○○を倒しました
速っ!早っ!そして、最後まで言わせて!
でも、これくらい銃弾が速いんだ・・・。
「ヤバッ。」
思わず言ってしまうほどだ。
でも、このシステムを使いこなせばめっちゃ強くなれる気がする。
まぁこのまま頑張ってこの試合は勝つか。
あっ敵だ。深呼吸して、狙って【撃つ】
○○○○○○を倒しました
うん。まぁまぁ慣れて来たかな。(銃弾の速さにも)
でも、今は何対何だろう?
俺は、メニューを開いた。
えっと、14対8か。これなら大丈夫そうだな。
俺は安心しながら次の敵を探し始めた。
あの敵、隠れてるけど俺にはバレバレだ!
ここは、カッコつけようかな?そうだヘッドショット狙おう!
狙って【撃つっ】!
○○〇(先輩)を倒しました
・・・・・・あっ(察し)終わったな。明日じゃなくて月曜日。
いや!そんなこと今は考えない!その時はその時で考えよう!
じゃあ次の敵を・・・
《ド――――――――ン》
《ピー――、ピー――、ピー――》
爆発音と試合終了のブザーがほぼ同時に鳴った。
結果は・・・・・・15対14めっちゃギリギリで俺たちが勝った。
やはり、俺もあの爆発に巻き込まれていた。
頭の中にそのこと入れてて良かったー。
そして、最後に一人倒した人ナイス!
・・・それって俺か。
なんかすごい気まずい空気がきっと漂っているであろう。
そして、先輩を倒したあの後、俺のもとに怒りのメールが送られてきた。
最後の一文だけ乗せておく。
『月曜日、覚悟しとけ^_~』
使いにくいようで強かった夜鳥の秘密兵器。
そして明日、あのメールの結果はどうなのだろうか?
次回もよろしくお願いします。
突然ですが、
ゲームでサーモグラフィー付きスコープが使いにくいのは自分だけでしょうか?
・・・すいません。急で。




