第13話 最強魔法
気が付くと、周りはところどころ燃えていた。
そして、10対6なっていて、相手が頑張れば逆転勝ちもあり得る位の差に
なってしまった。
俺はあの一瞬に何が起こったのかを理解するために、
頭の中を空っぽにして考えた。
「!、あっそういえば・・・」
俺には一つだけ心当たりがあった。
確か、最初に相手が使う武器を見たときに【魔法】が一人いた気がするな。
そう思いついた俺はすぐに相手の情報を確認した。
「・・・やっぱり。」
やはり、相手に魔法を使う奴が一人いた。
何で【魔法】が?って思う人がいるかもしれない。
まぁ多分、中二病な人か、勘がいい人はもう気付いてるかもしれない。
そう。【魔法】を使う人はとにかく魔法が使える=最強魔法も使える
ということだ。
もし、この魔法に詠唱がついてなかったら、ゲームバランス崩壊してたな。
多分だが、一瞬にして前衛を消し飛ばすような魔法は、詠唱時間が長いだろう。
でも、この魔法が前半の終わり頃に発動したということは、
もし俺も倒れてしまうのならば、最低でも6点差をつけないといけない。
「つまり、最低でも12対11で終わらせればいけないということか。」
後半は一人も倒されずにいくということも不可能だろうから、
その分、もっと多く倒さないといけない。
これは実質結構キツイな。
いや、でも前半でも10人は相手を倒してるんだから何も言わなくて大丈夫か。
まぁ、鼓舞するような言葉ぐらいはチャットで送っておくか。
・・・これで、何も想定外のことがほかにも起こらなければいいんだが。
さてと!そんな暗いことを考えてたら勝てないな!もっとポジティブに・・・
そういえば、俺の名前自体がネガティブなのでは?
あぁー!ほんと名前変えたい。
そんなこと考えてたら、病んじゃうから、深く考えないで、
俺もスナイパーとして、たった一人の後衛として頑張ろう!
なんか最近、仲間意識高くなったから、スナイパーの腕落ちたな。
でも、俺はあの日に出会ったような強いスナイパーになりたいという思い
のおかげで今もスナイパーやってるんだから。
この城壁に陣取って・・・ってそういえばここどこのマップか言ったっけ?
俺の脳内記憶棚のどこの引き出しを開けてもそんなことを言った覚えがないから
言う。
このマップは、【古の城】。
いかにも、ファンタジーっぽくて、実に中二病的なネーミングセンス。
このマップは、以前のような【極寒極地】まで平らではないが、
結構、敵と出会う確率が大きい。
死角から敵が現れて、待ち伏せられて・・・っていうこともある
ちょっと評判が悪いマップだ。
で、そのマップにある城壁の上に陣取ったっていうこと。
それでね・・・今回ね、明日のために今日のログインボーナスでもらえるお金で
買ったスナイパーのシステムがあるんだよ。
だからそれを使おうと思ってるんだけど、
「マジで秘密兵器だから!」って言ったら全然ダメな奴っていうフラグはやめてほしい。
でも、もうその時はその時で考えるか。
「・・・これが俺の秘密兵器だ!」
突然の最強魔法にひるんだ夜鳥だったが、ペースを少しずつ取り戻し、
最後の最後で、ログインボーナスで買った秘密兵器を使う。
その秘密兵器の性能とは?
次回もよろしくお願いします。
魔法・・・使ってみたい!^0^(特に氷魔法)
皆さんが使ってみたい魔法って何ですか?
・・・ごめんなさい中二病で。




