第9話 科学者たち
なぜ、俺が【科学武器】で戦意喪失するか分からないだろう。
それは、まぁ一応、前の戦いで科学武器を相手に苦戦したからも一理あるが、
問題は相手が全員、科学武器だからだ。
このゲームでの使用上、二つの問題がある。
一つ目は、チームのパーティーメンバーが使う武器が全員同じだと、
セットボーナス的なのが付与されて、一人一人のステータスが向上するという仕様。
二つ目は、【科学武器】についてだ。科学武器には、プラズマ弾という銃弾がある。
だが、プラズマ弾の使い方は難しい。
でも、プラズマ弾はチームワークによって化け物になる。
うーん。でもその性能を言葉で表すのが難しいから、図で表すよ。
プラズマ弾を撃った人● プラズマ弾〇
進む方向
ーーーーーーーーーー→
● 〇
/
● 〇
\
● 〇
これで分かる人は少ないかも知れないが、
まぁなんていうか、分かりやすく説明すると
【プラズマ弾とプラズマ弾が、稲妻で繋がりながらこっちに向かってくる。】
っていう感じだ。もっと簡単にすると、壁が迫ってくるみたいなことだ。
以上が、俺が戦意喪失した理由だ。
一つ目のセットボーナスはともかく、二つ目の電気の壁はやめてほしい。
というような願いを心に抱き、バトルが始まった。
今回の俺の仲間は、前衛が4人もいる。つまり、俺だけ後衛・・・。
何なんだよ!俺以外の4人は、このマップだ。って分かってたのか!?
それは反則だろ!俺もこのマップって分かってたらサブマシンガン使ってたって!
・・・もしかして、こうやって度を越した考え方をすることがクセにでもなってたりするのか?
もしそうならば、直さなければ。
とにかく!今はバトルに集中!
じゃあ俺は、ボッチでどこに三脚立てて狙おうかな?
5秒後
よし!ここにしよう!漂流している氷の上!
・・・一応言っておくけど、この氷の上に行くときに
めっちゃ冷たい水の中を泳いだんだから!ゲームの中でほぼ風邪ひいたんだから。
だけど、その代価に、結構いいポジションをとれた。
ここから狙ってみよっと。
俺はスコープを覗いた。すると、俺は見てはいけないものを見てしまった。
俺が一番恐れていたこと、それは電気の壁。
なんと、相手が電気の壁を使っている!
しかも、味方の前衛を囲むように壁が構成されていて、味方が逃げられないようになっている。
そこから両端にレールガンを撃たれ、真ん中に集まった味方たちは、
もう一人の敵に、レールガンで撃たれ、倒されてしまった・・・。
おぉ、なるほど。これがIQプレイと言うものか。
俺は相手に対して関心したが、困難な状況であることには変わりない。
今、1対4なのでこちらが負けている。
前衛の人が相手を一人倒してくれたらしい。
今から俺がスナイパーであと4人を倒したいところだが、
あの人たちは、たぶんバリア張ってるだろうな。
【バリア】
科学武器を扱う人だけが使える、アーマーのさらに上から設置できる
盾みたいなもの。
ここから撃ったとしても、バリアで俺の銃弾はかき消されるだろう。
・・・どうすれば・・・。
敵の分厚いバリアをどうやって影野は攻略するのか?
そして、バリアを破った後に、敵のIQプレイをどうくぐり抜けるのか?
次回もよろしくお願いいたします。
この物語の中で出てくるようなIQプレイ。
動画とか見てたら、凄いですよね。憧れちゃいます。




