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日記1  作者: 柚原きな子
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性質、それは人が生まれたときから持っているその人の純粋な特性。

性格、それは人が成長する上での環境と先天的素質が混ざり合い構成されたもの。


自分がもし違う環境で、違う国、違う家、違う親のもとで生まれ、育っていたとしたら、その世界線の自分はどんな人間だっただろうか。もっと自由に、もっと純粋無垢な、一人の普通の人間として生きることができていたのだろうか。


考えても何も変わらない、虚しくなるだけ。わかっている、でも、もしも、やり直せるのなら。


私は新しい私に、なりたい。



不思議な夢をみた。でもどんな夢だったかはぼんやりとして覚えていない。ただ朝起きたとき、まるで全速力でなにかから逃げていたような今まで味わったことのないような疲労感が寝起きの体にまとわりついていた。

おかげで、最悪の目覚めだ。

重い体をゆっくりと起こし、時計を見る。遅刻だ。

「最悪」

寝起きのかすれた声でつぶやき、のんびりと制服に着替え始めた。

どうせ遅刻なんだから、そんなに急ぐ必要もない。3時間目の体育に間に合えば良い。

担任兼体育教師の渡辺は説教が長いのだ、大したこと言わないくせに、、

ぶつぶつ文句をいいながら着替え終わると、朝食を食べようと冷蔵庫を空けた。



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