第21話〜シュリアの愛の鞭
皆さん、おはようございます、アルです。
朝日が眩しいです。
結局シュリアには一晩中こってり絞られました。
子供を夜通し説教とか元の世界じゃ問題だよ?
結界は波長を同化させて抜けたと言ったら誉められながら怒られました。
叱咤の中にも愛があるとです。
でもこれが別の意味で搾り取られるならともかく、さすがに一睡もできないのは堪えたわ。
そして俺の性癖は美女の叱責で興奮するほどアブノーマルじゃない。
3人(匹?)はその間もスヤスヤ眠ってるし、朝になったらマリアも加わって休む暇もない。
とりあえず今はマリアが3人とも風呂場に連れていって世話をしている。
今頃は全身くまなくピッカピカにされていることだろう。
ロリメイドとロリ猫娘×3のくんずほぐれつのお風呂シーンとか何そのお宝映像?だけど、さすがに覗きにいくのはきつい。
シュリアにがっちりガードされてるし。
てかシュリアさんや、貴女侍女だよね?
別に俺が雇い主って訳でもないけど、その息子を寝かさないで叱咤したり物理的にガードするのはどうだろうね?
まぁ物理的にって言っても膝の上に乗せて抱きしめられてるだけだけどね。
全体的にスラッとしてる印象だし、ゆったりした侍女服だから目立たないけど、シュリアって結構胸あるんだね。
柔らかいわ、暖かいわで段々と意識が………。
「アルタ様、起きてください」
「ひでぶぅ?!」
最高な気分でうとうとしてた俺の体を衝撃が走り抜けた。
冗談でも何でもなく全身を電撃が走り抜けたように感じた。
「おはようございます、アルタ様」
「………おはよう」
シュリアさんや、貴女何者?
ただの侍女じゃないよね?
それとも侍女ってジョブなら誰でも寝ている相手に電撃みたいな衝撃与えながらもノーダメージで済ませられるのかい?
どこの異世界だよ。
あ、ここ異世界か。
で、結局何したの?
「ミナ、ミル、ミミの3名の用意がそろそろ整うようです。アルタ様もそろそろ起きてお仕度の用意を」
わーお、クールビューティー!
完全にさっきのあれスルーしたよこの人。
まぁ痛みも後遺症も微塵も感じられないし、とりあえず着替えるか。
っていつの間にか脱がされてるし!
生まれたときから着替えとか手伝われてるけど、気が付いたら脱がされてる状況には未だに慣れないわ。
用意を終えてしばらく待つと扉をノックする音が聞こえてきた。
「アルタ様、客人をお連れしました」
マリアだ。
結局猫娘3匹は俺の客人扱いになったんだっけか。
おかげで無駄なお稽古は全部チャラになったのは素直に嬉しいわ。
よく考えたら俺に同年代の知り合いとか友達いなくね?
いくら貴族とはいえ屋敷に缶詰めで勉強漬けとかおかしすぎるような。
もしかして、俺、ボッチ?
異世界に転生したらボッでした!とか洒落にならん!
「どうぞ」
俺が返事を返すと扉が開き、3人の女の子たちが入ってきた。
マリアは侍女らしく扉を開けたまま微動だしない。
俺の前にそっくり同じ顔をした、それぞれ異なる装いの少女が並んだ。
そこにはマリアの古着とおぼしき服を着た3匹(人?)の妖精がいた。




