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魔導

魔導マギ

 魔象界ゼーレから魔導器ローアを通じ、具現界ソーマにエネルギーを導く技術を言う。一般的に“魔素プノイマ”と呼ばれる特殊な物質として取り出し、様々な物質や現象に変換する。

 魔力に相当するものはなく、魔導器の大きさにより使える魔導マギの種類、規模が変わってくる。また、魔導器が大きくともゼーレに干渉するための力、イメージ力がなければ魔導は発動しない。逆にいえば、イメージ力があれば魔導器が小さくとも魔導は発動する。

 魔素プノイマは身体能力向上にも使える。魔導器により引きこんだ魔素を身体に行きわたらせることにより、限界以上の能力を引き出せる。また、体表面に魔素を張り巡らすことにより、バリアのような効果も作り出せる。また、魔素により細胞を活性化させることにより寿命を延ばすことができ、五百歳を超える普人族の魔導師も存在する。

 武術の達人や獣人たちはこの身体能力向上術を無意識あるいは意識的に使っている。

 魔導師集団の下部組織である間者集団はこの身体能力向上術を幼い頃から学んでおり、通常の人間では考えられないような動きを取ることができる。



魔導器ローア

 魔導器は魔象界から具現界に魔素を取り出す特殊な器官であり、その能力によって使える魔導の効果が大きく変わる。

 現状では測定する方法は存在しないが、転生者レオが測定する方法(偵察を意味するアオフクレーラという魔導)を編み出している。

 通常の普人族は0~500、小人族・獣人族は200~1000、森人族は500~1000、闇森人族は1000~2000が潜在能力となる。稀に種族の限界を超える者もいる。

 潜在能力が高くとも効率が悪いと能力は発揮できなくなる。



使い魔:

 魔象界から魔導器を介して使い魔を召喚することができる。この場合、契約フェアトラークを行う必要があり、対価を要求される。対価は使い魔によって異なり、強大な力を持つものであっても極簡単な内容の契約で済む場合もあるが、一般的には生命に匹敵する対価を要求される。

 使い魔は意志を持った魔素とも言える存在で、その力は魔素の量に比例する。魔素であるため姿は決まっておらず、召喚者のイメージや使い魔本人の趣味などで竜や悪魔などの姿を取ることもあるが、一般的には人や獣の姿で現れることが多い。

 使い魔を持つには魔導師としてある程度の力が必要となる。これは魔導器を介して召喚するためで、導師級の魔導師しか使い魔は持っていない。



魔導の階級:

 魔導にはその力によって階位が定められている。

 階位は最も低い第一階位から第十階位まで存在するが、現在の魔導師では第五階位が使える最高階位となる。第六階位以上の魔導は大量の魔素を消費することから魔導器の効率が良くないと使えない。このため使える者は管理者、代行者、助言者、闇森人と森人の一部、叡智の守護者(ヴァイスヴァッヘ)の大導師のみである。


 ・第一階位:攻撃力の無い魔導。着火や造水など。

       魔導器の必要最大能力50

 ・第二階位:攻撃力を持つ魔導。火球や水球など。

       魔導器の必要最大能力100

 ・第三階位:範囲攻撃力を持つ魔導。大火球や大水球など。

       魔導器の必要最大能力200

 ・第四階位:攻城戦に使える攻撃力を持つ魔導。

       魔導器の必要最大能力500

 ・第五階位:戦術級の攻撃力を持つ魔導。

       魔導器の必要最大能力1000

 ・第六階位:戦術級の攻撃力を持つ魔導で、城塞を破壊できるほどの攻撃力を持つ。

       魔導器の必要最大能力2000

 ・第七階位:戦略級の攻撃力を持つ魔導で、都市を破壊できるほどの攻撃力を持つ。

       魔導器の必要最大能力3000

 ・第八階位:戦略級の攻撃力を持つ魔導で、直径数十kmの範囲を破壊できる。

       魔導器の必要最大能力5000

 ・第九階位:戦略級の攻撃力を持つ魔導で、国家レベルの範囲を破壊できる。

       魔導器の必要最大能力1万

 ・第十階位:戦略級の攻撃力を持つ魔導で、大陸レベルの範囲を破壊できる。

       魔導器の必要最大能力10万

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