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プロローグ 3話
「…………ん、………ちゃん、…お兄ちゃん!!」
ふとそんな声が聞こえ見てみると先程公園で、遊んでいた子供達が心配するようにあつまっていた
「大丈夫!?当たった?」
「うん、大丈夫当たってないからけがはないよ」
そう言ったが心配だったようで安心するように少しニコッと、したらなぜか顔が赤くなっていた
(…なんで?)
そう不思議に思っていると、
「そ、それにしてもさっきのすごかったよ。なにをしたの?」
と、一人の子供が興奮したように聞いてきた
「…うーん、分からない。でも俺は大丈夫だからみんな遊びに戻って良いよ」
「うん、じゃまたねお兄ちゃん!」
そう言って子供達は遊びに戻っていった
そして散歩を再開しようと前を見たら
……小さな妖精が森に向かって飛んでいた