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異世界の学園にホームステイ  作者: 人の為に偽る
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勉強って大事だね

当たり前の話なのだが。

普通人はトラックに撥ねられれば当然死ぬ。


漫画やアニメだと逆に撥ね返したりトラックのほうをスクラップに変えたりするものだが、あれは普通とは程遠いので無視していいだろう。今話しているのは現実での話でもある。


少なくとも20代にしては少し身長が低い程度しか特徴のないごく一般体型の俺が時速数十キロで突っ込んでくる鉄の塊を、生身で、全身で受け止めたのなら、次の瞬間には俺は過去形で語られる存在に変わっているはずである。


全身に電気を流されたような鋭い感覚、それを知覚する前に全身を瞬時に丸焼けにするような不思議な体験。それによって痛いだとか苦しい、熱いなどの感情を、脳が受け止める暇もなく走馬灯のように全身に流れていき、事実それは走馬灯となったようだ。


何が言いたいかというと、俺は死んだのだ。

死ぬ前の記憶もある、死ぬ瞬間の記憶もある。

不幸な事故か、見に覚えのない恨みを買われての殺しか、何にせよ哀れな俺はこの世界での生命活動を強制終了させられたのだ。土に返るか、輪廻転生するか、極楽へ上るか地獄に堕ちるか、どうにかなるのか無へ帰るのか。とにかく死んだのであれば、俺は、終わったはずなのだ。


「・・・・・・」


そのはずだった。


「ここは、どこだ?」


森の中であった。

鬱蒼と生い茂る大きな針葉樹林が立ち並ぶ、緑一面の世界。



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