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LOST PIECE  作者: 968
謎の夢
9/30

風呂場の悪夢

気づくと私は夢の中にいた

立っていた場所は家のドアの前でもなく

リビングでもなく風呂場だった

私は今すぐこの場から逃げたいと思い

風呂場のドアに手を掛け開こうとした

だが開かない

鍵がかかっているわけでもないのだが開かない

少し冷えた湯気が私の体にまとわりつき少し寒気がした

「寒っ……」

私はふと後ろを向いた、湯船から温かそうな湯気が上がっている

「少しだけなら……」

そう言い私は足の向きを湯船へと向けた

チャポン

私は左足をまず入れた

すると左足に触れたお湯からだんだん血へと変化していった。まるで墨のついた筆を水に入れてみた如く……

「ひっ……」

まさかこんなにも早く血になるとは思ってもいなかった。私は即座に足を血から引き抜き

風呂場のドアへ手を伸ばした

「ひらいて……っ」

私の願いがかなったのかドアは開いてくれた

血を流すためにシャワーで流そうかと思ったが

血が出てきたら困るため私は風呂からあがり

タオルで足についた血を拭き取った

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