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LOST PIECE  作者: 968
謎の夢
21/30

質問

もう空は暗くなっており陽は完全に沈んでしまっている

病室には私と寝ている彼女……そしてその母親がおり、母親は椅子に座って彼女をずっと眺め思い出話をしている

「………ねぇ、覚えてる?……貴女が中一の時……」

話の続きを母が言う前に私は口を開いた

「あの……すみません」

「………はい……?」

彼女は涙目だった

私と彼女はベットをはさんだ状態でいるため涙が出ようとも拭いてあげることはできないだろう……

「……一つだけ……聞いておきたいことがあります」

「……なんでしょう?」

「…全てを……話してもらえませんか……貴方が……やったんでしょう?」

「………!!」

それを聞いた彼女は目を見開き一気に顔が真っ青になった

「…どう……し…て……貴方が………それを…!?」

彼女の口から驚きの言葉が漏れた……まだ特に内容は言ってないのだが

「……貴方が………バラバラ殺人事件の犯人でしょう……」

私は遠まわしではなく直接言ってみた

「……………知りません…」

彼女は否定した

「……動揺してますよね…………目が泳いでいます………体も小刻みに震えていますし…………」

「……………」

(…………仕方ない)

そう思い私はポケットから数枚の写真を取り出した

「……これは……犯行時の写真です」

そういいながら数枚あるうちの1枚を彼女に渡した

「………どこで…撮ったのですか?」

彼女は写真を受け取り、写っているものを見て

そう質問してきた

「犯行現場の……近くです」

シンプルに私は返答した

渡した写真は犯人の顔が良く見える瞬間やつだった

「……あの場には……誰も……いなかったはず……」

……彼女は犯行を認めた一言を言った

「……貴方が見落としていただけでは?」

そう言うと彼女は写真を破ろうとした

「無駄ですよ。同じものが私の家にあります」

私はそう言うと彼女は破るのをやめ、ポケットに手を突っ込んだ

彼女は小さなポケットの中で何かを取ろうとしているようだ

しかし目的のモノがなく焦りの顔がにじみ出てくる

「探し物はこれですか?」

私はポケットから一つのカッターナイフを取り出した

「…………!!」

「全く……貴方は……ポケットにこんなもの入れてるなんて………危ない女ですねぇ………流石人をバラバラに殺すだけある」

「………いつの間に!」

怒りを含んだ言葉が帰った来た

「私が泣き崩れた貴方を慰めようと座って耳元で一言囁いた時ですよ」

私は彼女の怒りなどものともせず言葉を返した

「………あの時に…………」

彼女は悔しそうな顔をしている

そんな彼女の姿を見ているのが面白くてたまらなかった

「………貴方……何者なの?」

「……単なる研究者ですよ。まぁ、周りから悪魔や死神って言われていますが」

私は笑いながら返答した

病室の外からは足音が聞こえてくる

「自首してください、嫌なら拘束してでも無理やり連れていきます。」

そういいながら私は病室の扉を開けた

病室の前を通ろうとしていた看護士に警備員を読んでくるように頼んだ

看護士は少々疑問に思っただろうが、わかりました。と返事をしてくれて病室から離れていった

「…わかりました………自首します……」

病室の奥から小さい声が飛んできた

「……では、警備員がやってくるまで椅子にでも座っておいてください」


しばらくすると警備員の方がやってきた

彼女がバラバラ殺人事件の犯人で自首をしようとしている。この場から連れていき、警察署の方に送ってもらえないか?などと説明すると

警備員は険しい顔となり彼女を連れていった


「さて………やっと二人きりになれた…と」

私は病室の奥まで歩いていき先程まで彼女が座っていた椅子に座った

「………そろそろ……頃合いかな…」

そう言うと私は彼女の顔に顔を近づけた

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