その日、惑星はどうなるのか…。
こういうのは初めてなので、お手柔らかに…。
僕は星だった。それも、宇宙で1番大きいとされていた…。
僕には自我があった。まぁ、別に珍しい事では無かったのだが…、僕が珍しいとされていた理由は2つある。
1つ目は、他の星と比べてとんでもないほどのエネルギーを蓄えていた事だ。宇宙が出来て1番最初に生まれた星が僕なんだから、当然と言えば当然だ。2つ目は、会話をする事が出来た。会話と言っても声が出るというわけではないのだが、生物の脳に直接話しかけていた感じだ。僕の星を研究しにきたり、物珍しさに観察したり来るものがいた。僕はそういった者達と会話をしていた。
しかし、僕の寿命はあと少しだった。そのことは周りの星も生物も知っていた事だ。星が消滅する前にある前兆があるんだ。それは、星の表面が物凄く独特な色で発光することだ。月を重ねる事に発光の度合いは高まっていった。誰もがその星が爆発する事によって、宇宙の6割位が消滅するのでは無いかと思っていた…。
そして、消滅の時が来たはずだった…。
僕は爆発することなく人間の形になった。かといっても、外見が似ているだけで中身は全く人間とは違った。その事に皆は驚きを隠せずにいた…、そりゃそうだ。星が爆発するはずだったのに人間になったんだ。誰だって驚く!
さて、こうして消滅しなかったがこれからどうしようか…。
少しでも反応があったりしたら、次また頑張って投稿するかもです。