登場人物紹介
登場人物紹介(は連載が進むにつれて、徐々に加筆されていきます。過度のネタバレをしたくないからです。ご了承ください)
※この小説は長編ですが、登場人物はそんなに多くはならないので、ご安心ください。最終話まで行っても、名前のある人物はせいぜい二十~三十人ぐらいしか出てこないと思います。
※※名前の後ろに(◎)が付いているのが、いわゆるメインキャラで、(○)が付いているのがサブキャラ、何も付いていないキャラは1話ゲストとか、作中で名前だけしか出てこないキャラです。特記していないメインキャラ及びサブキャラの一人称は「私」です
日本人
池川サトシ(◎)(一人称は基本「俺」だが、相手によってコロコロ変えて、「わたくし」になったり、「僕」になったりする)→この作品の主人公。高校に入学したばかりの一年生。紅顔の美少年だが、性格は複雑。多趣味らしく、知識が豊富だが、それゆえに何言ってんだかわからないこともしばしば。実家は池川愛剣流という、剣術の道場。名字は「いけがわ」であり、断じて「いけかわ」ではない
国司ナナ(◎)→サトシの隣の家に住む幼なじみで同級生。顔はかわいく、スタイルもよく、性格も優しい、絵に描いたようなメインヒロインだが、サトシにも言えない秘密を抱えている模様。趣味・特技はイラストを描くこと
福原セイラ(◎)→サトシやナナと同じクラスのメガネ女子。東大京大を目指している秀才。名字は「ふくはら」と読まれがちだが、実際は「ふくばら」である
益田チカ(◎)→サトシやナナと同じクラスの、見目麗しきイケメン剣術女子。ベリーショートの髪型ゆえ、男に間違われることも多いが、心は乙女。サトシの実家、池川愛剣流の門下生。クールな性格かと思いきや、心の中は熱い
池川新兵衛親就(○)→幕末期の池川家の当主にして、池川愛剣流の師範。江戸時代の人なのに、なぜか異世界にいて、子孫のサトシと出会うことになる。慶親公から偏諱を受けているあたり、ただ者ではない
ラブノウ王国人
ジュレナ女王(◎)(一人称、公の場では「余」 プライベートでは「私」)→サトシたちが転移したラブノウ王国の十四代目女王。サトシはおばさんかババアかブスだと思い込んでいたが実際は……
アカネとアオイ(○)→ジュレナ女王の侍女を務める双子の姉妹。ジュレナ女王と同い年で、子供の頃からジュレナ女王に仕えている腹心中の腹心。二人ともだが、特にアオイはゴリゴリの保守派で、ジュレナ女王にお小言を言うことが多い。アオイと比べればアカネはまだ優しい方
ハーフ・バンブー(○)→ラブノウ王国の政治面のトップである宰相。メガネをかけたイケメンおじさん。「伝説騎士」である、サトシたちをラブノウ王国に召還した張本人。イテ・フブキを称して「伝説騎士」という言葉を造ったのも彼。バンブー家はラブノウ王国の「永代宰相」を務める家柄
アカリ・ウィルソン(◎)→バンブー家の家政を取り仕切る家宰。体が小さく、幼女にしか見えないが、実際の年齢は…… かわいらしい見た目に反し、怒りっぽい性格で、ちょっとしたことですぐキレる。発言にもトゲが多い。ウィルソン家は代々バンブー家の家宰を務める家柄
カレン・ウィルソン→ウィルソン三姉妹の真ん中。アカリの同母妹、ミズキの異母姉。姉や妹と違って、バンブー家には仕えていない
ミズキ・ウィルソン(◎)→バンブー家で雑用をこなす、ウィルソン三姉妹の末っ子。異母妹なので、アカリと違って大柄で、家事から馬車の操縦、格闘技まで、なんでもこなす有能な妹。有能だからアカリに愛されている。キレやすいアカリと違って、性格も優しい。弱点は幽霊と高所。そして多分ドM
ホーム・シバター将軍(○)→ラブノウ王国の軍事面のトップ。いい人だけど無能。常に女をはべらせている好色中年。シバター家はラブノウ王国の「永代将軍」を務める家柄なので、無能なのに将軍を務め続けている
アル・ラヴ→アカリが赤ちゃんの頃から、ウィルソン家に仕えている古参の執事。白髪のおじいちゃんだけど筋骨隆々
ウィメンズ・パーティーの皆さん
サウンド・ビッグムーン(◎)(一人称「わたし」)→女性しかいない反乱軍ウィメンズ・パーティーのリーダー。ヤスシ王に滅ぼされた、ジエンド王国のナオミ女王の末裔。サウンド・ビッグムーンは変名で、本名はサアヤ・ペンダーグラス。恋愛小説大好きの、恋に恋する乙女
ソング(◎)(一人称「オレ」)→ウィメンズ・パーティーの武将。男勝りの性格、かつ、力持ち。戦場では槍を振るって、敵を討ち取る猛将。ソングはもちろん変名で、本名はウタコ・メルヴィン
サング(◎)(一人称「あたし」)→ウィメンズ・パーティーの武将で、ソングの双子の妹。顔はそっくりだが、髪の長さと性格が違うので、区別するのはたやすい。姉と違って冷静沈着な、弓の名手。射殺した敵は数知れず。サングもやはり変名で、本名はマチコ・メルヴィン
パーラー(◎)→ウィメンズ・パーティーの軍師。軍師だから頭はいいはずだが、体が小さいので、いじられ役。なぜか一人称が「ボク」のボクっ子。パーラーもまた変名で、本名はヒトミ・アイズレー
作中ですでに「歴史上の人物」になっている方々
イテ・フブキ(○)→ラブノウ王国の建国に貢献したとされる謎多き日本人。歴史書のラブノウ秘史イテ・フブキ伝いわく「西暦3000年」の人物らしい
ヤスシ王→元はスリーリバー王国の国王だったが、イテ・フブキの力を借りて、対立するジエンド王国を滅ぼし、ラブノウ王国を建国した人物。ジュレナ女王の先祖。元は「ジョン」という名前だったが、連戦連敗だったため、イテ・フブキのすすめで「ヤスシ」に改名した
ツレブ王→ラブノウ王国の十三代目国王。ジュレナ女王の父。若くして即位し、五十年もの長きに渡って国王の座に君臨していたが、ジュレナが十四歳の時に急死。唯一の子であったジュレナが後を継いで女王になる。圧政を敷いた上、快楽殺人を趣味とし、「あれじゃツレブ王じゃなくて、ツブレ(潰れ)王」と揶揄されていた暴君
ナオミ女王→ヤスシ王とイテ・フブキによって滅ぼされたジエンド王国の女王。サウンド・ビッグムーンの先祖。遺言は「二百年後の子孫に生まれ変わって、憎きヤスシ王の子孫を討ち滅ぼし、天下を我が手に奪い返す」
アキコ→その二百年後に生まれた、ナオミ女王の子孫でサウンド・ビッグムーンの祖母。アサミを産んだ直後、十六歳の若さで自害した
アサミ→アキコの娘、サウンド・ビッグムーンの母。サウンドを産んだ直後に亡くなる
ソングとサングの祖母→早くに両親を失ったサウンド、ソング、サングの三人を育ててくれた人物。サウンドにナオミ女王の遺言を伝えて、ラブノウ王国に対して反乱を起こすよう促した張本人
池川新兵衛就位→江戸時代の初期に活躍していた剣豪。サトシの実家・池川愛剣流の創始者にして、親就やサトシの先祖。毛利家に仕え、秀就公から偏諱を受け、就位と名乗った
その他の人物
リーちゃん(○)(一人称「わたくし」)→イテ・フブキがヤスシ王の力を借りて作った巨大ロボット兵器「リベルタード」のAI。自ら「リーちゃん」と呼んでほしいと言うあたり、相当フレンドリー
ルカ・アイズレー(○)→ラブノウ王国の西端にあるアイズ村の村長を務める女性。パーラーの母
フウコ→ウィメンズ・パーティーに協力する第三勢力の象兵隊のリーダー
大隈ゆい→サトシが好きなアイドル声優。サトシは彼女のCDアルバムを常に持ち歩いている。サトシいわく「ジュレナ女王にそっくり」
あらすじのところに書いている「全三十六話のプロットが完成している」証左として、まだ書いていない、第十二話以降のサブタイトル(予定)をここに書いておきます。興味のない人は別に読み飛ばしていただいて結構です。
第十二話「裏切るイケガワ」
第十三話「嘉吉 (かきつ)の乱(真夜中の空、月は三日月)」
第十四話「ジュレナ女王の密勅 (みっちょく)」
第十五話「復讐するはウィメンズ・パーティー」
第十六話「ラブノウ城に星落ちて」
第十七話「防府 (ほうふ)へは帰れない」
第十八話「会ったとたんに一目ぼれ・パート3(いい子を見つけた)」
第十九話「恋するカレン(君は可愛い女じゃないか)」
第二十話「俺をジュレナ女王から引き離すのは難しい(ユア・ソー・ヴェイン)」
第二十一話「ウェディング・ベル・ブルース」
第二十二話「四月になれば彼女は」
第二十三話「あたたかい君の、つめたい拒絶」
第二十四話「一万人が見ている」
第二十五話「ネヴァー、ネヴァー・ゴナ・ギヴ・ユー・アップ(絶対、絶対に君をあきらめない)」
第二十六話「フグの肝臓」
第二十七話「暴君のめざめ(万人恐怖 (ばんにんきょうふ)、言うなかれ、言うなかれ)」
第二十八話「各々方 (おのおのがた)、主君押込 (しゅくんおしこめ)でござる」
第二十九話「いつか王子様が(女の子の心は複雑怪奇)」
第三十話「ラブノウ城の夜 (よ)はふけて(想いのとどく日)」
第三十一話「センチメンタル・バカ野郎」
第三十二話「イテ・フブキの真実」
第三十三話「武士の情けだ、池川サトシ」
第三十四話「Namida No Komichi(涙の小径)」
第三十五話「やさしく殺して」
第三十六話(最終回)「私は生きたい、私は与えたい」
この第三十六話を書くまで作者は死ぬわけにいかないんですよ。絶対に書かないといけない。「私は生きたい、私は与えたい」をね……
ちなみに当初は全部で第三部のつもりでしたけど、それだと一部が長すぎると思ったので、全部で第五部でいくことにしました。つまり、十話から第二部、十七話から第三部、二十六話から第四部、三十一話から第五部になります。
その他、作業履歴
第一話の文字数が多すぎると思ったので、2019年2月14日に分割作業を行いました。第二話も同じ日に、各節がきりのいいところで終わるように文章を並べ替えました。どちらも内容は変えていません。また同日に改行方針を全体的に見直し、少しでも読みやすくするように努めました。ようはなろうのローカルルールに従ったということです。
2019年2月15日に「プロローグ&登場人物紹介」ってのを追加しましたが、2019年2月18日に、その「プロローグ」を「あらすじ」のところに移し、「登場人物紹介」だけを残しました。そして2019年3月17日に新しく「プロローグ」を書いて挿入しました。が、2019年4月13日に「これ、やっぱ、いらねえな」と思って消しました。
2019年4月16日に、それまで「〇〇の一」とか「〇〇の二」だけだった各部分に、新たにサブタイトルを付与しました。そうしないと、どこになんの話を書いたか思い出せなくなったという、作者の都合によるものです。ご了承ください。
2019年5月13日に、しれーっと「第一部のネタバレあり登場人物紹介」ってのを挿入しました。第二部の最初のところにあります