シナリオセクション
シナリオ
ここではリプレイのセッションに使ったシナリオを簡単にだが紹介する。
シナリオと実際のセッションでの違い。
GMが何をどうアレンジしたのかなど。
初心者PLだけでなく、初心者GMの手助けとなれば幸いである。
シナリオ名 森のあばれクマさん
● レギュレーション
使用ルールブック:基本ルールブック1,2
キャラクターレベル 1~2
推奨人数 4人
プレイ時間 2時間程度
● 今回予告
とある町にある酒場兼食堂の「赤い楓亭」の人気メニュー、森の味覚鍋。しかし、最近、非常に凶暴なクマが現れ、森に入れない。
そこで宿の主人はクマを取ってきてくれたら報酬を出すという。
アリアンロッドRPG2E 「この鍋には肉が無い!」
冒険と食欲が君を待つ!?
● ハンドアウト
全員共通
コネクション:赤い楓亭の店主 関係:依頼人
あなたたちは赤い楓亭を訪れた冒険者である。
そこで、あなたたちはある依頼を受ける事になる。
● シナリオセクション
‡ オープニングフェイズ ‡
シーン1: 肉が……ないっ!
登場: 全員
舞台: 赤い楓亭と街中
解説: 赤い楓亭を訪れたあなたたちに店主が依頼をするまでのシーン。
描写: とあるまちの冒険者の店。無骨な雰囲気かと思いきや普通に入りやすい飲食店といった感じである。
ただし……今は、あなたたちと数人の客しかいない。人気メニューである鍋が出せないからだ。
あなたたちに気がつくと店主が話しかけてくる。
台詞:店主
「キミ達もあの鍋を目当てかい? すまないが鍋は出せないんだ」
「暴れクマのせいで森へ入れないんだ。だから材料が無い」
「冒険者のあんたらならなんとかできるんじゃないか?」
そういうと、店主はクマ退治を依頼してくる。
報酬は500G 交渉すると追加100Gを前金で渡してくれる。
台詞:他の客
「クマ退治? 俺たちは山賊を追ってるんだ」
「なんでも、あの山にいるらしいんだが……ん? べ、別にクマが怖いから入らないんじゃないぜ!」
結末:店主から依頼を受け、店を出発したらシーンを閉じる。
ミドルフェイズ 森の中へ
ここからは地図を参照しつつ。
●果実の木
解説: 果実のなった大きな木が生えている。木に登るなどして果実を入手できる。GMはここで判定のレクチャーを行うと良いだろう。
木に登って果実をとる 登攀判定【筋力】 目標値:10 成功すると「果実」を1D6個得る。
他にもPLからの提案などを聞いて、果実をとる判定をすると良い。
描写: 森の中を進むとひときわ大きな木が生えています。そして、そこには良く熟れた美味しそうな果実が沢山なっています。
●きのこの森
解説: 森の中でエネミーと遭遇する。エネミーは「ペリクラ」(R1 p318)3体
隠れているので[危険感知]を促す。目標値は8で、全員失敗した場合、ペリクラたちは「奇襲攻撃」をしかけてくる。
描写:鬱蒼と茂った木々の間から、きのこのモンスターが飛び出してきた。奴らはあなたたちに襲い掛かってくる。
●男たち
解説: さらに森の奥へ進むと、落とし穴がある。その先に、妖しげな男達が数名いる。こいつらは山賊の残党で、ボスはクマにやられ途方にくれている。
なお、食うに困った奴らばかりなので、キミ達が「果物」や食料を持っている場合襲ってくる。
倒したあと辺りを調べると小箱(鍵Aつき)が見つかる。中身は「理力符」(属性は取得した際に決定)が1枚と宝石50Gが3個。
どうやらボスが鍵を持っていて男達は開けられなかったようだ。
描写:森の奥になぜか妖しげな男達が居る。ボロボロな格好で武器を手にしているが、どこか覇気が無い。
台詞:「なんだぁ、お前ら!? はっ、食い物!」
「いっちょ、やっちまいやしょうぜ兄貴!」
「あぁ、大人しく食い物をよこせ!」
●クマと蜂の巣
解説: クライマックス戦闘。クマが蜂の巣を取っている場面に出くわす。クマ(ベアの弱体化)(R1 p331)と蜂(R2 p206)×3との戦い。蜂はクマを含めて、ランダムに攻撃してくる。
クマを倒すと、ボーナスとしてクマの「にく」を2D6個得る。
描写:森の奥で黒い獣がごそごそと動いている。見ればクマが蜂の巣を取っているではないか! クマと蜂はあなたたちに気がつくと、襲ってくる。
クマ (ベア弱体)LV5
HP66 MP32
防御:13/5
行動:14 回避:6(2D)他判定 7/6
攻撃 爪(格闘)7(2D)/14(4D)至近物理ダメージ
特殊能力:なし
*レベル10のベアは初期パーティーにはかなり強敵です。レベル2冒険者4、5人で戦うくらいのレベル。
‡ エンディング
登場: 全員
舞台: 赤い楓亭
解説: クマ「にく」を持って帰還したあなたたちを店主が労ってくれるシーン。店主はにくを受け取ると報酬を支払う。さらに、人気の鍋を振舞ってくれる。
また、果実は相場の2倍つまり買値と同じ価格で買い取ってくれる。
描写: 相変らず閑古鳥が鳴いている赤い楓亭。あなたたちが帰ってくると、店主は笑顔で迎え入れる。
台詞: 店主「おぉ、無事に帰ってきたか。流石は俺の見込んだ冒険者」
「よし、今日は腕によりをかけてご馳走してやろう!」
結末: 鍋をつつきつつシーンを終える。
‡ アフタープレイ
アフタープレイのルールに従ってゲームを終える。
成長点の配布などもここで行う。
クマを倒して「にく」を持ち帰っている場合、”ミッションに成功した”として6点を与える。
● リプレイでは
想定人数の半分である2人でゲームをしている。
そのため、少人数で遊ぶ工夫をいくつかした。
まず、単純に人数が減ると戦闘がきつくなる。
そのため、クライマックス戦闘ではエネミーの蜂の数を減らし、クマ自体の能力も弱体化させていた。
さらに、PC側に有利になるよう奇襲攻撃を認めた。
この奇襲攻撃により、実質的には4人で戦闘をしたのに近いダメージを出せている。
場合によってはボスのHPを減らすなどの解決策もあるだろう。
また、セッション中にGMがアドリブで報酬を増やしたり、イベントを新たに作ったりしている。GMはセッションの流れで様々にアレンジを加えても問題無い。
ただし、出きることならPLたちに楽しんでもらえるようなアレンジが好ましい。




