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水泳?バトル?お説教!?

時間はすでに放課後4時…………

現在位置は体育館室内プールである。


「体鈍ってないか心配だなぁ……」


「河本先輩……あなたなら鈍ってようが鈍ってなかろうが関係ないんじゃないですか?ってか―――」


俺の正確な位置は…あれ、飛び込むところ(スタート地点)って言えばわかってもらえるだろうか?


「ねぇ、どうなると思う?」


「やっぱり河本先輩が勝つでしょ」


と、女子陣からの声………。


「頑張れ海原~!!」


「お前なら勝てる!!」


と、男子陣からの声………。

で、最後に今年からウチの学校に入ってきた1年生……。


「河本先輩じゃないかな?」


「だよね?だって去年の大会スゴかったもん!」


「いや、わからないぞ?あの海原って先輩も大会とかで結構いい成績出してるみたいだからな」


………何故にこうなった?


「ふざけんな!?なんでこうなった!?おいっ誰か説明しやがれ!!」


さっきまで何事もなく普通に泳いでたはずだよなぁ!?


「いや、待てカイ……。まず1つ言いたいことがある……」


「なんだ春樹」


「なぜ俺までお前や先輩と競わなきゃいけないんだ!?」


「………俺たち親友だろ?辛いことも一緒にやりとげようぜ」


「てめぇだなカイ!俺を巻き込んだの……!!」


ハハハ………いいじゃないか。


「覚えてやがれ………!」


「んじゃ、もうスタート切るぞ~」


「待て…まずなんで教師のアンタが止めねぇんだよ!スタート切るぞ~じゃねぇだろ!?」


「そんな怒るな海原。それになぁ~止めないのはちゃんと理由があるからなんだ――」


ちゃんとした理由?


「なんだその理由ってのは……?」


マトモな理由なら、まぁなんも言わな………。


「だってこんな面白い対決見れるの今日だけかもしれないだろ☆」


…………。


「ん?なんだ海原?なんで先生の腕を掴むんだ」


「あらら……」


「先生~」


「なんだ森?」


「気をつけて下さい。カイのやつ先生のこと『そんなに楽しそうならアンタが泳ぎゃあいいだろぉがぁぁあぁぁぁ!!』」


「うおっ!?」


「あちゃ~遅かったか……」


『ザポンッ』と、水飛沫が上がる……。


「「「「「…………」」」」」


体育館の中に沈黙訪れる……。


「ふぅ……いや~気分爽快だなこれ!」


体育館の中にいるやつらの中ではきっと『それどころじゃないだろ』と思っているだろう。全くもってその通りだ………。


「ぷはぁ……。コラァ!海原ァァ!!」


「やべっ!?」


俺は真っ先に走り出す。


「プールを走るなァァ!!」


「アンタも走ってるだろォォ!?」


そして、教師と生徒(おれ)の鬼ごっこが始まる。


「まったく……ふふふ」


呆れて笑う河本先輩


「ホントに変わらねぇな」


「「「「「ワハハハハハ!!」」」」」


そして、ゲラゲラと笑う春樹を含む男子……。


「海原ってやることが違うのよね」


「なんかバカっぽいけど、そこがまた面白いんだよね~♪」


女子までこんな感じ……。


「待てェェ!」


「待つかってんだ!?」


勢いよくプールに飛び込む……。はて?何故こうなったんだっけか?投げ込んだからっていうのもあるがその前だ。まず先輩と競わそうとしたのだれだ?逃げながら過去を思い出す。……そうだ。


「春樹じゃねぇか!」


ザパっとプールから上がり春樹を掴んだ。


「オラァァァ!!お前が巻き込んだんじゃねぇかァァ!!」


「いきなりか!ってか、巴投げって!?」


そうプールに投げてやりたくなったからだ。


「「んゴパッ!?」」


しかも上手いこと先生に命中したようだ。

あぁ……スッキリしたようなしないような…微妙だ~………。


「ったく……」


「「…………」」


「しっかりして下さいよ先生。あとお前もだ春樹、人を巻き込むなよ?」


「「…………」」


「……返事は?」


「「…はい………」」


本当…春樹はいいとしても先生だけはしっかりしてもらわないとな……。


「なんか先生と海原の立場逆転してない?」


「逆転する理由わかる気もするけどね……」


「海原先輩」


「これで何回目だ?」


「さぁ?去年の後半辺りからこんな感じだったしな…数えてねぇや」


「海原先輩!」


なんか呼ばれてる……?


「う・な・ば・ら・先輩!!」


「おわっ!?た、高瀬!?」


「ダメじゃないですか!こんなことしちゃ!!」


なんでここに!?

ってか、まさかの後輩からのお説教タイム突入ですか!?


「い、いやだってよ、それはこの『言い訳しない!』………」


……なんか教師より怖いってありなんだろうか?


「まずですね普通は――――」


ここからは省こう…何十分続くかわからん


「おい、海原が説教されてるぞ!?」


「あの海原くんが!?」


とか反応が聞こえるが………そこまで以外なのだろうか?


「………」


「――なんです!わかりましたか先輩!」


「………」


「返事は?」


「…はい………」


高瀬…しっかりしすぎだろ。


こうして今日の部活は終わった……ほぼ鬼ごっこと高瀬のお説教で時間が削れたんだが………。

これからどうしようか…。高瀬のやつ確か水泳が好きって言ってたからな………。絶対入部するに違いない。


「……いや、それはそれでいいのか?」


あれだろ?元はと言えば春樹→先生→俺の順でああなった訳だし…まず最初の春樹を止めてくれれば……!!


「オーケー………」


こっちも少し動きを制限されるかもしれないがプラスとして考えておくとしよう……

いやぁ、これは学校生活全体的にややこしくなりそうだ。さてと、一体次はどうなるんだろうな……わかっているぶん辛さが増えるってんだよなぁ~もう………。





とりあえず投稿なので適当ですm(__)m

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