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改正版です
目の前ではスピカが全神経を集中させて残る全ての力を使い自分の魔力を体の外に出した
と、突然スピカの体のまわりから水があふれ出てきてミカエルはとっさに体のまわりに強固な結界を張った・・・・がその水の威力と量にミカエルが押し負け結界を解いてしまった
水に飲み込まれながらも着ていたマントを脱ぎスピカ全体を魔力で縛りあげ気絶させた
とたんに水は消え床にはぐったりしたスピカが倒れておりミカエルは脱いだマントを着てスピカの額に手を当て様子を確認すると抱きあげて2階にあるベッドにそっと寝かした
《おい、ルサスどういう意味だ?》
《どうしたのミカエル?》
《とぼけるなスピカの魔力が強力だとは聞いたが、俺の結界が破られるほどだとは聞いてねぇぞ!》
《魔族攻撃部隊長の名が泣くねミカエル》
《あぁほんとにな!だからマントを脱いでスピカを気絶させたよ》
《お前!!スピカは女だぞ!気をつけろよ!》
《どうした?魔族長殿?うん?何時にない慌てぶりだな》
《うるさい、早く修行を終えて帰ってこいお前のまわりは教育上よくない!》
《ずいぶんと過保護だな、こりゃあ楽しみだ》
そう言うとミカエルは一方的に通信を途絶えさせ、スピカの顔を見た
(・・・・・これが魔族長のお気に入りか・・・)
ミカエルの心にちょっとした悪戯心がわいた
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次の日スピカはミカエルにたたき起こされた
「おう!スピカ朝だぜ、いくら昨日遅く寝ても起床時間はかわんねぇぞ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・、・・・・・・・おはようございます」
ボーっとする頭をなんとか回転させて時間を確認した
(・・・・・げ、まだ5時じゃないミカエルっておじさん・・・)
ミカエルの起床時間の早さにがっくりと肩を落としてスピカは昨日教えてもらった方法で桶に水を張り顔を洗った
「お前師匠に向っておじさんはないだろ、俺はまだ30前半だ!覚えとけ」
ミカエルも支度を整えると朝食もそこそこにまた地下室の練習部屋に二人でこもった




