表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/24

ルサスの力

改正版です

「おかえりなさいま・・・・・・スピカ様!!!」


城の門を通り過ぎる時門番が挨拶してきた

(スピカ、お前はこの国でかなり親しんでいるみたいだな・・・)


「あぁスピカは大丈夫だよ気にしないで」


「はっ!!よろしくお願いいたします」

二人の門番はビシッと敬礼しルサスに頭を下げた


コツコツコツコツ


「・・・・・・それはどういう事ですか?」

怒りを前面に出したテクミネがルサスの前に立って腕組をしていた


「森でリアファ様の死に場で倒れてたよ、多分俺の結界に驚いたんだろうね」

ルサスはスピカを抱いたまま歩きだした


「どういうことだ?」

テクミネもルサスについて歩きながら話し始めた


「俺が魔族長でリアファ様が師匠だってことは知ってるよな?」


「もちろんだ、でそれと今の状況とどんな関係が?」


「俺の張る結界はリアファ様から教えて頂いたんだ」


「なるほどね、それでスピカが勘違いしてリアファが生きていたと思ってしまったのか・・・・あの精神状態だったらしょうがないな」


「ほんとに飲み込み速いな、さすが女王様・・・・じゃぁこの後するべきことは分るよな?」


「ああ、この時間ですし誰も行かないでしょう・・・でお前は一人で大丈夫ですか?」


「この歳で選ばれた魔族長の実力と容姿をなめるなよ?」

ルサスは不敵に笑って見せた


「容姿は関係ないだろ、お前23歳だから一般的に見ても格好よくて当たり前だ!」


「認めてくれるんだ、ありがとよ女王様」


ちょうどスピカの部屋の前についた二人は別れてルサスは部屋へと入って行った


ルサスはスピカをベットに預けると、ドアへ向かいより強力な三十結界を部屋全体に施してスピカのベット全体にはスピカの回復が早まる様にと自分の体力を半分以上その結界に注いで張った。


さすがに体力の限界を感じ始めたルサスは近くにあった椅子に体を投げ出すように腰掛けそのまま眠りについてしまった

体力が回復しやすいようにと作られている特別な魔族長を表す長いマントはスピカに掛けられたままだった





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ