表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
脳内パンク寸前  作者: 朝比奈和咲
1/18

1 ~プロローグ~

 空想科学祭2011の参加作品です。

 内容が進むに連れて、残酷な描写になったところがございます。お気をつけ下さい。

 

 きっかけは先週、自宅のポストに入っていたチラシだった。最近新しく出来た眼科病院のチラシで、先着3名様まで近眼手術80%オフとの内容だった。

 チラシを見たその日、ド近眼な私はさっそく病院に電話を入れた。先着3名様に潜り込めたらしく、私は近眼手術を格安の値段(1800円)で行えると告げられた。

 あまりの安さに少々不安を感じたが、電話で聞くには『絶対安心、安全』であるらしい。手術前に患者さんの質問には全てお答えすると言われ、聞いていて嫌になったら帰って良いとのこと。手術効果がみられない場合は代金返却。

 私にとって悪い条件は一つもなかった。たった1800円の手術で今後の使い捨てコンタクトレンズ代が消えるなら、安月給社会人一人暮らしの私にとって非常に助かる。近眼手術の技術もここ数年で格段に進歩したらしく、手術中の事故も今は聞くことも無い。


 2012年8月25日、25歳の私は近眼手術を行うことにした。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ