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調査方法について

どうも、作者です。50話です。

書くのって大変ですよね。


「さて、どうやって調査していくかだな」


ウロクが町で調査中に貴族の手先によって追われたことで、貴族たちが何かやっているのが確定的になった。という訳で今から何をやっているのかをどう調査するかを話し合うことになった。扉の外がうるさいが誰も気にしていないのでこのまま始める


「といっても、ジョゼさんがいる限り、調査なんてやりようはいくらでもありますからね」


まぁ、レンズがいれば何でもありなのだが。


「で、ですが、本拠を調べるなどはむ、難しいですね」


「そうなの?」


「そうだな、結界があるだろうし」


結界、そうか私のところにもあるあれか。確かに物理的な結界が張られていればレンズでは入れない。モンジであれば破れそうだけど、流石にばれそうだし。そうなると流石に難しいだろう。結界ばれずに破れる能力があればいいのに。


「そういえば、イドハさん」


「は、はい、なんでしょうか?」


「ギルドの依頼が魔獣討伐に偏っていると言っていましたよね?」


そんなこと言ってたっけ? 言ってたような言ってなかったような、まぁレーシュが言ってるんだから多分言ってるんだろう。


「は、はい。ここ最近、時期にすると一月ほど前からですね。魔獣討伐の依頼が増えたんです。と、といっても、ここ数年は魔獣討伐の依頼ぐらいしかなかったんですが」


そうなのか、いわれてみれば帝都のギルドだと結構いろいろとあった気がする。低ランク帯しか見ていないが、犬探しとか、簡単な護衛依頼とかいろいろとあった気がする。


「そりゃあ、嫌われてるな」


「まぁ、はい」


イドハさんがとんでもなく落ち込んでいた。ただでさえ、調子の悪そうな顔が暗黒空間かと言わんばかりの暗さになっている。丸眼鏡の奥の目なんて真っ黒である。ダークマターである。


「嫌われてるの?」


「そうですわね、ギルドに多種多様の依頼が来るというのは、それだけ街の人間などに信頼されている証と言っていいですわ」


なるほど、確かに確実に依頼をこなしてくれたり、冒険者側が丁寧な対応をしてくれたりしたほうが、依頼する側としてはしやすいか。ここの冒険者の素行を見る限りまぁ明らかに対応がいいとは言えないだろう。こうとにかく暴力で解決しそう。


私は扉を開ける。


「ねぇ、やっぱり素行とか悪いの?」


「てめぇ! 起きてることに気づいてたんなら解きやがれ! カスがぁ! 」


私はそっと扉を閉じる。


「あ、すんませ」


「確かにこれは嫌われるわ」


ずっとあんな三下みたいな調子じゃ嫌われるわ。ウロクの時の方がまだましだったような。


「本当にてめぇマイペースというかなんというか」


「今更ですわ」


二人が呆れたような顔をしているが何かまずいことしただろうか? イサムはいつも通りだが、イドハさんの目に脅えが混じっている気がする。気のせいだろう。


「とりあえず、魔獣の討伐依頼が増えたということは確実に根本的に魔獣が増えているというもの」


「しかも、帝都の方に魔獣が増えたという話は聞いてない、ここだけだから何かしら手がかりがありそうだな」


そうなのか。


「イサム的には魔獣が多いかとか思った?」


「・・・わからん!」


一瞬考えて普段との違いが分からなかったらしい。うん、こういう頭脳労働においてイサムは全く役立たない。強いからいいのだが。


「となると魔獣に関しては調べたほうがよさげだな」


「ならばそちらは某に任せろ!」


「ど、どのみち魔獣討伐をしてくれると助かります」


まぁ、ギルドの仕事もできるし一石二鳥だろう。となると、


「二組に分けた方がいいかもしれないな」


そうなるだろう。


「そうなると、一人はイサムについていかないとね」


「ああ、方向超音痴な」


イサム一人で行かせると、まぁ、一生帰ってこれないだろう。


「最悪、レンズを連れて行ってもらっても良いけど」


「いや、灰氷一人じゃ魔獣討伐はできても調査はできんだろうし、レンズは街中で使った方がいい。また追いかけられる可能性もあるしな」


まぁ、そうなるか。レンズ以外だと目立つしなぁ。


「それでしたら、私が同行しますわ」


確かにウロクより適任だろう。戦闘能力も高いし、調査なんかもやれるだろう。でもあのきりっとした顔、あれは真意を隠す時にする顔だな。だてに長い時間を一緒に過ごしていないのだ。それぐらいは分かる。恐らくイサムの戦闘見たくてワクワクしてるな多分。まぁいいけど。


まぁ、町の調査はウロクに頼むしかないか。


「またあいつらに襲われると流石にきついなぁ」


どうすればいいんだろうか。逃げることは可能だろうが、襲われるたびに逃げていてはどうにもならない。


「あ、あの~」


「どうしたんだ?」


「その仮面を使って市民の皆さんの中に紛れ込めないんでしょうか?」


あ、そうか。仮面を使えば姿を多少なりとも変えられる。そういえば、ギルマスがそんなことを言っていたような気がする。何だっけ?


「ギルマスがモンジを使えばいじくれるっつてたな」


「でも、紛れ込むだけじゃどうにもならんぞ」


「そもそも、町の調査するだけじゃ何もわからないんじゃない?」


「いや、とにかく今は何でもいいから情報が欲しい。地形情報ならレンズでいくらでも取れるんだ。こういう時の町民からの情報というのは侮れん」


なるほど、ウロクが言うのなら間違いないだろう。


「ま、今はとにかく、ひたすら調査あるのみだな。とりあえず仮面を利用してまぎれるしかないな」


「くそぉ、あいつらをとっ捕まえればすべて解決できると思うんだけどなぁ。もうイサムがあいつらとっ捕まえればよくない?」


「それは無理だな!」


「ぼ、冒険者が町の中で暴れるのはい、いろいろとまずいんです」


「俺の時みたいにマフィアやら犯罪者を捕まえるならともかく、それ以外の人間捕まえるってなると、まぁ何言われるかわからんからな、最悪処刑だ」


ひえ、それは流石にまずい。そうか、相手は貴族なのだ。この土地の権力者なのだ。そういう意味ではこっちは不利である。こっちは、アウェーという訳だ。


「そうさな、どうにかしてこっそり捕まえれられれば、ありだが。ま、今の戦力じゃ難しいな」


おもったよりやれることは多くないな。ま、地道にやっていくしかないか。


「わ、私も全力でサポートしますね」


「おう、そうしてくれ」


「とりあえず、今日のところは宿をとるか。俺が疲れた」


まぁ、私たちもいろいろとあって疲れたし、とりあえず今日のところは寝よう。そうしよう。


「あ、そ、それならギルドの宿舎使ってください。か、かなり余っていますので」


ああ、やめたギルドの人が泊まっていた、いや考えるのやめておこう。


「それは助かるぜ!」


「それでは、明日から本格的に動きますか」


「りょ~かい」


明日も頑張りますか。

読んでいただき、ありがとうございます。誤字脱字報告・コメントお気軽にどうぞ。

本格的な調査は次からです。よしなに。

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