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報復の大地  作者: 西 一
終章 大いなる遺産
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運命の出会い

 中央軍を追放された周大一行は、故郷のシャンガン(香港)に向かっていた。

 彼は故郷に帰った後のことは何も考えていなかった。ただ、中央軍を去ったことが心に残り、それを忘れるのに必死だった。


 周大一行は、ある森に差し掛かった。

 日は沈み、辺りは薄暗くなっていた。

 臆病者の召輝が、

「なんでこんな不気味な道を通るんですか?」

 と周大に文句を言った。

「この道が近道だと聞いたものでな。それにしても、相変わらず臆病だな、召輝は。そんなことでは、大物にはなれんぞ」

 と周大は笑った。


 森の奥に行くにしたがって、更に不気味さを増した。

 突然、前方から数騎の騎士が、もの凄い勢いで迫って来る。

「――何者かが来るぞ!」

 黒一色の甲胄に身を固めた彼らは、周大達に敵意をむき出しにして襲い掛かった。

 騎士達は剣の達人で、周大を守って囲んだ仲間達を難なく振り切って、周大の目前に迫る。

「クッ」

 周大はとっさに長剣を振りかざして応戦しょうとしたが、騎士達は急に剣を納め、不敵な笑みを浮かべた。

 そして、

「若殿、いえ、我があるじが貴方に会いたいと言っています」

 と、思い掛けないことを言った。

 敵ではなく、その証拠に、斬られたと思われた仲間に傷一つ無かった。


「主だと? そいつは誰だ」

 周大の返事を振り払うように、

「人に会わせるために襲うなんて、無礼ではないか! 兄貴、こんな奴らの言うことを聞いてはいけません」

 召輝が言って、彼らのふてぶてしい態度に怒りを覚えた。

「言うことを聞かなければ、オレ達の命はないだろう。それほど奴らは剣の使い手なんだ」

 と周大は言った。

 その時、後方から声がした。

「ショウキ殿の申される通り、御無礼を御許し下さい。こうしなければ、貴方方と話し合うことが出来なかった。御許しを」

 と言いながら軽装馬車に乗った黒衣姿の若者が近付いて来た。

 近付く小型馬車に、周大を乗せたペガサスが異常に興奮し出した。

 馬車を引く馬は、暗黒王と呼ばれ恐れられたハーデスで、老馬となったものの、かつて共に戦場を駆け巡ったペガサスと共鳴しているかのように奮い立っている。


 黒衣の若者の乗る馬車の周りには、より屈強な騎士達が控えていた。

 この黒衣の若者こそ、周大を襲った騎士達が主と呼ぶ人物である。

 彼は病弱な顔付きの若い青年であった。青く澄み切った青年の瞳は、まるで全てを見通せるかのように生き生きとしていた。

「先ほどの無礼を御許し下さい。私は貴方を試していたのです。貴方は、マリア様の言っていた通りの御方です。身の危険に際しても動揺することなく、仲間の身を第一に考えていました」

「マ、マリアを、知っているのか?」

 彼女の名前を言われ、周大は酷く動揺した。


「はい。マリア様は、命の恩人であるシュウダイ様を、サルフいちの器量の持ち主だと言っておられました。いつしか私は、シュウダイ様に会ってみたいと強く思ったのです。そして、貴方に会って、マリア様の言っていたことが本当であったのだと確信しました。私は貴方方が憎むザルツの人間であり、十字軍の残党です。ですから、こんな形で貴方方に会うしかなかったのです。どうか、御許し下さい」

 非礼を若者は詫びた。


「お前達が十字軍の残党だと。その十字軍を従えるお前は、一体、何者なんだ?」

「私の名はシュタイナー。バイエルンと言えば御分かり頂けますか」

「バイエルンだとぉ! お前は、あのシャドウの息子なのか」

 召輝が驚きの声を上げると、皆、一斉にシュタイナーを見た。


 シュタイナーは、ザルツの親衛隊である十字軍を指揮したシャドウ・バイエルン将軍の忘れ形見であり、この時、彼はまだ十五歳という若さだった。

「そんなお前が、一体、オレになんの用だ」

 謎は深まるばかり。

「私は祖国ザルツのために、世界をまとめる人物を探していました。私は祖国を救うために、あえて国の外側から護ることを考えました。ビクトリア帝国が力を持って諸王国を従える、それが強いてはザルツのためになるのです」

「ザルツの人間であるお前が、正気でそんなことを言っているのか?」

 当然、周大達は疑いの眼差しを向ける。

「勿論です。ビクトリアの統治こそ、世界の安定につながるのですから。それは二度の大戦で、ハッキリと証明されました。世界中の人々は、サルフの住人だったビクトリア人の統治を心から望んでいるのです。それが証拠に、ビクトリアの治世は三百年の長きに渡って繁栄を続けたではありませんか。ザルツの支配は、たかだか二十年余り、その差は歴然としています。その過ちを、今度はガザフが行おうとしています。罪無き人民のためにも、ガザフの支配は、なんとしても避けなければなりません」

 シュタイナーは言って、更に続けた。


「我が国王陛下は、寛大な御方です。十字軍の将兵達を生かすために、陛下は彼らを追放しました。その結果、その多くはガザフに流れ、ガザフはビクトリアをも凌ぐ強力な力を握ることになったのです。私は国王陛下の処置が間違っているとは思いません。陛下は優し過ぎるが故に、家臣を斬るなどという処罰は出来なかったのです。十字軍はビクトリアを憎む余り、戦いの場を求めてガザフに向かった者達です。それ故、心からガザフに忠誠を誓ったのではなく、彼らはビクトリアを滅ぼして祖国ザルツに凱旋することを夢見てガザフに向かった者達です。そんな彼らに私は、ビクトリアの統治する世界こそがザルツを救う道なのだと、そして、貴方方のしていることはザルツを危機に至らしめるだけだと精一杯に説きましたが、彼らにはそのことが分かりませんでした。我々は仲違なかたがいし、十字軍の大半がガザフに向かったのです。

 私は、ザルツを救うために貴方を主として、貴方の元で働きたいのです。私は見ての通り心臓の病で、父上の剣技を継ぐことは出来ませんが、私を慕って付いて来た十字軍の精鋭達と、ゲルドの情報力を使って下さい。私達はシュウダイ様の手足となって働きたいのです」

「……お前の買い被りだ。オレには世界をまとめるだけの器量は備わってはいない。それに、中央軍を追放されたオレ達に何が出来ようか。オレ達に出来ることといえば、たかだか知れている。盗賊を成敗するという小さなことぐらいだ」

「まずは、それをやってもらいましょう。世界各地には、盗賊などの武装集団がはびこる混沌とした世の中になっています。シュウダイ様がこれらの盗賊を討伐し、秩序を取り戻して行くのです」

「……」

 周大はあえて返事をしなかった。

 周大はシュタイナーを信用しなかった訳ではなかったが、彼の奥深い考えが周大には読めず、仲間として迎え入れることをためらった。


 周大はシュタイナーを無視して先を急いだ。

 シュタイナーは黙って周大一行の後を付いて行った。 

 


 森を抜け、荒れ果てた町に出て来た時、周大は何かの殺気を感じた。

 気が付くと、周大達は無数の賊徒に囲まれていた。周大が感じた殺気とは、このことで、野盗はさび付いた剣を抜き、周大達を威圧した。


 後方にいたシュタイナーが周大の所に近付いて来て、彼に囁く。

「彼らは、かつて混成部隊として参加した農民兵の成れの果てです。彼らはザルツを倒した時の栄光を忘れられずに、野盗として町を襲っているのです」 

 長く続いた戦乱に荒廃した農村では、貧しさの余り、村人達は略奪を働く野盗と化していたのである。


「これが、オレ達と共に戦った農民兵の成れの果てだというのか……」

「はい。都市部から離れた地方では、度重なる戦いでビクトリア帝国の秩序は崩れ、こうした野盗がはびこっているのです。シュウダイ様が、はびこる野盗を倒して、秩序を取り戻さなければなりません」

「オレには出来ぬ。彼らとて生きるために略奪を行っているんだ。そんな者達を倒すなどと、オレには出来ぬ」

 乗る気の無い周大に、

「戦いとは、常に矛盾を生むものです。どちらにも言い分があって、その正義のために戦いを仕掛ける。でも、シュウダイ様は何故、シオン公に従って戦ったのですか? 肥沃で豊かな土地の中央に進出することは、生きて行くための手段であり、長年、不毛の砂漠に追いやられていたザルツにとって、中央への進出は我が国にとって一種の正義だったのですよ」

 これまでのザルツの行いをシュタイナーは正当化した。

「そ、それは……」

 周大の心の奥に仕舞い込んでいた疑問を、シュタイナーに無理矢理こじ開けられ、彼は困惑し言葉が詰まる。


「貴方様はシオン公の夢見た平和を実現するために戦った。そして、シオン公の死後も、その意志を受け継ごうと中央軍に留まっていたのではありませんか?」

「……」

「シュウダイ様は、悲惨な現実から目を逸らしてはいけません。戦いの矛盾を乗り越え、新しい時代を切り開かなければならないのです」

「何故、そんなにオレに肩入れする」

「この世に、そんな大業を成し遂げることの出来る御方は、シュウダイ様をおいて他にはいないからです」

 周大の瞳を見詰めながらシュタイナーは言った。

 青く澄み渡った彼の瞳に吸い寄せられ、周大は思わず目を反らした。その仕草は、自分にそんな大それたことが出来るのかと言った意思表示であった。


 やがて、賊の首領らしき人物が周大達に近付いて来て、

「俺達の縄張りに勝手に入って来やがって、大人しく金品を置いて立ち去れ! さもなくば、お前達を殺してでも奪ってやるぞ」

 首領の脅しに周大は、

「断る!」

 と大きな声で一喝した。

「彼らは狂った集団。彼らに従わぬ以上、五百人にも及ぶあの集団に、我々は無傷ではいられません。彼らは単なる野盗ではなく、戦争を経験した武装集団なのです」

 シュタイナーが忠告する。

「五百だとぉ! そんなにいるのか?」

 と、召輝が目を大きく見開いて言った。


 野盗は周大達を取り巻くようにして囲んでいた。

「策は、策は無いのか? シュタイナーさんよ。あんたのことだ、何か策があるんだろう」

 召輝の救いを求める声に、シュタイナーは首を横に振った。

「策などありません。あれだけの人数を相手に、無傷で切り抜けるなど不可能です」

「なら何故、兄貴に降伏せよと助言しない?」

「シュウダイ様は、目の前で苦しんでいる人々をほっておくことが出来ない性格です。今、彼らに降伏すれば、苦しめられている人々は一生救われないでしょう。それはシオン公の意志に反する行為であり、シュウダイ様には、それは出来ないはずです」

 自分の考えを見透かされていることに周大は驚いた。


「シュタイナーよ、お前には何か考えがあるんだろう」

「はい。戦いとは、何も策を考えるだけではありません。常に相手の心を読み、相手の考えている以上の考えを読み取ることが必要なのです。ここは全兵力を集中し、正面の首領のいる所だけに目を向けるのです。相手に敵意を見せずに出来るだけ近付き、そして一気に襲って首領の首を取る。そうすれば、敵は寄せ集めの集団。首領を失えば混乱し、我々に寝返る者が出てくるでしょう。敵は数が多いだけに、一度混乱すると収拾が付かなくなります」

「敵を欺くと言うのか」

「その通り、戦いとは騙し合いです。いかに相手の虚を衝くかで勝負がつくのです。相手は戦いの素人です。それに首領は完全に全軍を掌握しきれていません。見て下さい、敵の陣形を。大将自らが先陣に立っているにも関わらず、その大将を守るはずの部下達がバラバラです。これでは大将を討ち取ってくれと言っているようなものです」

「言われてみれば、陣形がバラバラ、あちらこちらに点在しているな」

 召輝が目を輝かす。

 首領は周大が観念したと思い込んでゆっくりと近付いた。

 警戒している様子は全く無い。

 

 首領がある距離まで近付いた時、

「今です!」

 とシュタイナーが周大に声を掛けた。

 シュタイナーの掛け声と同時に、周大は長剣を振りかざして猛然と首領目掛けて襲い掛かった。

 不意を突かれた首領は慌てて馬首を返そうとしたが、驚いた馬が勝手に逃げ出そうとして主人を振り落とした。


 地面に叩き付けられた首領が天を仰いだ時、周大が眼前にその巨漢をさらしていたのである。

 逃げ腰になりながら首領は、

「たっ、助けてくれ。頼む、助けてくれぇ!」

 と周大に命乞いした。

 戦意を失った首領を見て周大は剣を納めた。

 その時である。

『バシュッ』

 周大のそばにいた黒衣の騎士の一人が容赦なく首領を斬った。

「ひぃー!」

「わぁー!」

 首領を救おうと押し掛けて来た集団の動きが止まる。


「戦意を失った者を殺すとは、何事か!」

 周大は、首領を切った騎士に向かって罵声を浴びせた。

「こうするしかなかったのです。彼には責任はありません。全ては私が命じたことです」

 静かに近付いて来たシュタイナーが周大に詫びた。

「これが、お前達のやり方なのか。残忍なザルツの性格は変わらないんだな」

 と周大は冷ややかな視線を向ける。

 シュタイナーはうつむき、少し間を置いて、

「戦いにおいて、正義も悪もありはしません。同じ人間を殺し合うのですから。でも、どうすることも出来ないのです。もしあの時、首領にとどめを刺していなかったなら、野盗達は混乱することなく、大集団が我々に襲って来たでしょう。一人の死によって我々全員の命が救われたのです。これを正義と呼ばなければ…」

「分かった、もう何も言わぬ」

 と周大が手を振りかざしてシュタイナーの話を遮り、

「だが、オレが救った訳ではない。全てはお前の策略だろう。一瞬にして敵を寝返りさせ、オレの意に反して部隊を大きくさせてしまった。そのこともお前は計算づくであったんだろう。恐ろしい男だ……。お前は、何をたくらんでいるんだ。全てを見通すその目の奥で、何を考えているんだ。オレを戦場へと戻させたいのか」

 首領を討ち取ったことで、五百人にも及ぶ野盗が周大に寝返った。


 周大の意志とは裏腹に、彼の部隊は大きくなった。

 この状況に周大は、

「これでお前の思う通りになったかもしれないが、オレにはこれ以上部隊を大きくすることも、ましてや中央軍に対抗するなどということも考えてはいない。オレは故郷に帰るだけで、これから先、戦いなどはしない。意地でも、お前の思う通りにはさせないからな」

 とシュタイナーに言い切った。


 この事件があってから周大はシュタイナーを避け、無視し続けるようになった。

 これとは反対に、あんなに警戒していた召輝が、事件後、彼に肩入れするようになった。

 これには召輝もシュタイナーの考えと同じく、周大の器量を高く買っていて、彼こそがシオンの意志を継ぐ者だと信じていたからである。

 

「その若さで、良く知恵が働くもんだな」

 と、召輝が感心する。

「父の盟友だったザクセン卿が、体の弱かった私に目を掛けてくれて、色々と教えてくれました」

「じゃあ、お前は、怪物の愛弟子まなでしって訳か。さぞかし、敵を打ち負かす兵法も得意なんだろうな」

 優秀な子分が出来たと、自慢するように召輝は言った。

 皆のシュタイナーの見る目が変わった。


 大きく膨れ上がった周大の部隊は、常に空腹に襲われていた。

 それが彼の一番の悩みであり、自分を慕って付いて来る者達をどう養うかで周大は頭を痛めた。

 だが、彼には野盗の真似は出来ず、全員に略奪をするなと何度も言い聞かせたていた。


 

 周大一行は大きな川に差し掛かかり、そこで休息をとった。

 彼らは魚を取って空腹を満たそうとした。

 周大は草むらで一人、大の字になって流れる雲を見ていた。

 自由になりたくて故郷を目指していたが、これだけの大部隊となってしまっては自由にはなれない。今まで起こった嫌な出来事が脳裏に霞んで、やり切れない思いが込み上げて来た。

 ふと横を見渡すと、シュタイナーの部下達が、彼に何か情報を伝えて行ったり来たりしている。

 周大はそれを見て見ぬ振りをして無視し続けた。

 

 こうしてゆっくりと何も考えずに、ただむやみに時を過ごす。こんな日は久しくなかったことである。

 流れる雲をぼんやりと見ている周大に、召輝達が一番に食べてもらおうと焼いた魚を持って来た。

 何日も食事にあり付けなかった周大達にとって、焼き魚の香ばしい匂いが食欲を注いだ。

 魚を食べていると、ふとシュタイナーのことが気になり、横目で彼を見た。

 シュタイナーは周大達から少し離れた位置で、部下達が持って来たであろう食糧を黙って食べていた。


 こんな自分に、何故多くの者達が慕って来るのだろうか、と周大は考えた。

 常に空腹で辛い思いを強いられている彼らが、何故自分に付いて来てくれるのかと。

 そんな彼らのために周大に出来ることといえば、用心棒として町の治安を守ることだけであった。

 周大のもとで完全に軍律の取れた彼の部隊を、民衆は安心して受け入れた。

 周大は、そこでおごり高ぶることなく民衆と接した。

 人々は進んで周大達に食べ物を持って来た。

 そして、周大が町を去る頃にはすっかり彼の魅力に取り憑かれていた。

 町の若者達は周大の底知れぬ器量の高さに未来を託し、従軍を願い出た。

 周大には自分を慕って付いて来る若者達に追い返す理由はなかった。

 

 更に、周大の噂を聞き付け、従軍を願う若者はあとを絶たなかった。

 部隊は彼の意に反して大きく膨れ上がった。

 当初、三百人に過ぎなかった彼の部隊は、今や三千もの大部隊に膨れ上がっていた。

 周大が中央軍を追放されて、僅か二カ月足らずのことであった。


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