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『フィンらんど』  作者: 神宮寺匁トロロ
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【第8話 :八つの神器】

第三十五章:厳しき訓練の日々


アルディニア王国の西地区。フィンたちは傭兵としての厳しい訓練に明け暮れていた。剣を振るう音、命令の声、汗と土の匂いが交錯する訓練場で、彼らの肉体と精神は鍛えられていく。


「もう一回だ、フィン!」

ジンの声が響く。フィンは疲れ切った腕を振り上げ、再び剣を振るった。


訓練は過酷だったが、フィンの目には確固たる決意が宿っていた。アリアを見つけるために、そして自分が本当に守りたいものを守るために――。


第三十六章:広場での宣言


翌日、西地区の全傭兵が王宮の広場に集められた。広場は緊張感で満ちていた。


その中心に立っていたのは、紅蓮の騎士団団長、エクセリオン・ブレイズハート。燃えるような赤髪と緋色の瞳が、彼の圧倒的な存在感を際立たせていた。


「諸君!」エクセリオンの声が轟く。「次の戦いが始まる。我々はこの国を守るため、全力を尽くさなければならない!」


彼の手から炎が舞い上がり、巨大な爆炎が空を染めた。その圧倒的な力に、広場の全員が息を呑んだ。


「西地区の傭兵は次の戦場に出る。東地区の傭兵たちはすでに別の戦場で戦っている。我々も続くぞ!」


フィンはその言葉に震えながらも、自らの中に湧き上がる勇気を感じていた。一方で、ジンは静かに問いかけた。

「この争いが何のために続くのか、考えたことはあるか?」


第三十七章:神器と争いの理由


エクセリオンが立ち去った後、ジンはフィンに語り始めた。

「この世界の争いは、神々が創り出した八つの神器を巡るものだ。」


フィンは驚きながら耳を傾ける。


「神器の力は絶大だ。一つだけで国を滅ぼすこともできる。それを巡って、国々が絶えず争いを繰り返している。」


ジンの言葉は重く、フィンの胸に響いた。

「なら、俺たちの役割は何だ?ただ戦うだけで終わるのか?」


ジンは剣を握りしめながら答えた。

「守りたいものを守る。それだけだ。フィン、お前はアリアを探すためにここにいるんだろ?強くなるしかない。」


フィンは深く頷いた。

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