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304号室:緑色のキツネの部屋302号室:青色のエレファントマンの部屋
306号室:ピンク色のヤクザの部屋
「ワタシは、人工知能ロボットですます。太古から地球には、過剰なものを欠乏した地に運ぶ、見えない力や反重力的な力の存在が知られている、ですます」
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タランッ タランッ タランッ タランッ…
青色のエレファントマンは、パネルの通話ボタンを押した。
「あの…304号室の緑色のキツネですっぺ。オイラは、詐欺師ですっぺ。だから、職務質問ができるっぺ。単刀直入に聞くっぺ。オタクの立場は、なんだっぺ?」
「ん?オレは、医者だよ」
「医者?でも実は、貧民っていうことはないっぺね?」
「なんだよ、疑うのかよ。オレ、身体障害者なんだぞ」
「そんなの関係ないっぺ。疑うのが、仕事だっぺから」
「オレは、医者だけど、誰も救済するつもりはねぇからなッ」
電話が切れた。
306号室:ピンク色のヤクザの部屋
「ワタシは、人工知能ロボットですます。六地蔵とは、六体の地蔵が一組になったもので、人間が生死の輪廻を繰り返す間に巡らねばならない、六道の辻に立ち、その苦しみを救う、ですます」




