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105号室:赤色のおかめの部屋104号室:緑色のひょっとこの部屋
306号室:ピンク色のヤクザの部屋
「ワタシは、人工知能ロボットですます。生き甲斐は、現在を精一杯に生きることから生まれる、ですます」
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「ごめんなさい。今の時点で、私の立場は、言えません。ひょっとこさん、あなたは?」
「う、うん。キ、キミが言えないなら、ぼ、僕が言う筋合いは、ないよね…」
僕はまたドモった。ドモりは、僕の癖だった。
「もっともです。今日はじめて電話する相手が、あなた、ひょっとこさんです。ちなみに、まだ誰からも、電話は来ていません。皆さん一体何をしているのかしら?」
「わ、分からないよ…。僕の方も、まだ誰にも電話してないし…まだ誰からも電話きていないんだ…。おかめさんからの電話が、今日、はじめてだけど…」
「ひょっとこさん、通話時間は3分間以内なので、少し早口で進めます。間に合わなくなりますから。いいですか?」
「う、うん…。」
僕は再びドモった。
306号室:ピンク色のヤクザの部屋
「ワタシは、人工知能ロボットですます。相手を怒らせて、ホンネを聞き出せ、ですます」




