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立体脱出ゲーム  作者: 望月笑子
76/127

302号室:青色のエレファントマンの部屋

306号室:ピンク色のヤクザの部屋


「ワタシは、人工知能ロボットですます。インドの貧困層の実態、ですます。インドでは、生まれてくる子が女児だと、中絶する場合が少なくない、ですます。1994年〜2010年間に、約1000万人の女児が中絶された、というデーターがある、ですます」

このメールを送信すると、執筆中小説にこの内容が追加されます。

※あなたの立場は、【医者】です。


オレは、28歳の時、精神大病院で固形マリファナを2度ほど処方された。今じゃ、考えられない量だろ?お陰で、この有り様だ。

その医者は、もうこの世にいない。あのクソ医者は、オレをモルモットにしやがったんだッ!!!

オレのお袋も死んだ。お坊っちゃま大学を出たオレは、何に対しても反発して生きてきた。

何に対して反発していたのか…今となっては、ハッキリ思い出せない…。そんなオレに、お袋は、「態度が悪い。」という理由だけで、精神病院に連れて行った。

今でも、幻覚に怯える。手が震える。喋りが元に戻らない。だが、生まれつきではないことを、誰かに分かって欲しいのだ。

まあ、そんな事は、どうでもいい。

障害者手当だけでは、足りない生活費のために、他に新聞配達もしている。最近、日中の仕事も見つけた。病院内の清掃のアルバイトだ。この前、便器を掃除していた時に、ポイント・カードを拾った。誰かが落としたんだろうが、名前も住所もない。自動販売機のカードだ。試しに、自販機に入れてみたら、500ポイント以上入っていた。

景品は、なんと《遊園チケット》。そしたら、急に欲しくなっちゃってよ。チケット、ゲットはしたが、来るんじゃなかったな…。なんだよ。このエレファントマンって。ふざけやがってッ!!!

306号室:ピンク色のヤクザの部屋


「ワタシは、人工知能ロボットですます。インドの貧困層の実態、ですます。男児は、将来稼ぎ手になるが、女児は、ダウリー制度があり、負債とみられている、ですます」

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