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304号室:緑色のキツネの部屋
102号室:青色の河童の部屋
「アタイは、いわゆるオカルト好き。焦熱地獄に堕ちる人間は、貪欲にむさぼり、物欲が強く、求めることばかりを考えて、人生を送った人たちが行く地獄です。悟るまで、高熱灼熱の砂漠を、永遠に、さ迷う地獄です」
このメールを送信すると、執筆中小説にこの内容が追加されます。
内容は、都内の遊園チケットとタクシー・チケットをセットにしたプレゼントだったっぺ。
さっそく、オイラは電話をし、1等が当選したことを告げたっぺ。すると、後日、プレゼントが送られてきたんだっぺ。
だけど、オイラ…《詐欺師》っぺかぁ〜。警察に化けて、職務質問できる特権を生かしながら、ちまちまと、貧民を探すしかなさそうだっぺ。
だけど、困ったっぺ。オイラ、こういうの苦手なんだっぺな。1日3回しか、電話が出来ないんだっぺ?それに、貧民は嘘を吐くんだっぺ?どうやって、立場を特定すればいいんだっぺ。まあ、取り合えず、誰かに電話してみるしかないっぺなぁ〜。
102号室:青色の河童の部屋
「アタイは、いわゆるオカルト好き。畜生地獄では、自分が蛇やキツネやタヌキや豚だと思い込んでいる人間霊が、そんな姿形をして、生きている地獄です。地上の人間に憑依する霊は、この畜生地獄の人間霊による、障りなのです」




