表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
立体脱出ゲーム  作者: 望月笑子
19/127

104号室:緑色のひょっとこの部屋

【泥棒】


あなたの立場は、泥棒です。あなた以外の立場の人から、日給ポイントを全て盗むことが出来ます。あなたが、アイドルを発見した場合、その時点で持っている日給ポイントが2倍になります。また、共犯者に発見されれば、持っている日給ポイントは全て奪われます。1日1回投票時間に、盗みたい参加者の部屋番号を押してください。

このメールを送信すると、執筆中小説にこの内容が追加されます。

「…なに?仕事?」仕事は、休んできた。というより、有給休暇を取った。いちいち、うるせ〜上司に、「なんで休む」とかいちいち聞かれたが、「小説の授賞式に出席するために、東京に行かなきゃならね〜」と嘘を吐いた。

煙草でも、持ってくれば良かった。ここは、市街地からかなり離れた山奥だ。近くに民家もなければ、コンビニもない。

そうこうしているうちに、ゼンマイ仕掛けのような音がして、重そうにゲートがゆっくりと開いた。そこにいたのは、キッズ・カートに乗り、ハンドルを握った人型ロボットだった。

【泥棒】


日給1ポイント


※日給ポイントは、仮想通貨単位です。脱出した際に、換金出来ます。1ポイントは、100万円です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ