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立体脱出ゲーム  作者: 望月笑子
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104号室:緑色のひょっとこの部屋

【詐欺師】


あなたの立場は、詐欺師です。あなたは、警察官を語る、詐欺師です。あなたに職務質問されれば、参加者は全員正直に答えなければなりません(ただし、貧民は別)。あなたは、貧民に発見された時点で、持っている日給ポイントが奪われます。1日1回投票時間に、貧民を発見し、部屋番号を押してください。貧民の日給ポイントを奪うことが出来ます。

このメールを送信すると、執筆中小説にこの内容が追加されます。

缶ジュースを1本買うたびに、カードに1ポイントずつ加算されていく。正確には、缶ジュースを買ったすぐ後に、点滅ランプが付いているうちに、自販機にカードを差し込まなければならない。だけど、最初の頃のボクは、そのタイミングをいつも見逃していて、カードにポイントを入れられないことが暫しあった。

ポイント・カードはこの1年で、もはや500ポイントを優に越えていた。カード1枚で、100ポイントまでが上限だ。ポイントは、50ポイントから500ポイントまであり、様々な賞品と交換できる。だけどボクは、好きな賞品に出会うまで使わず、コツコツとため続けてきた。ちなみに、この《脱出ゲームへご招待》の賞品は、500ポイントだった。ただし

【詐欺師】


日給3ポイント


※日給ポイントは、仮想通貨単位です。脱出した際に、換金出来ます。1ポイントは、100万円です。

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