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立体脱出ゲーム  作者: 望月笑子
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202号室:青色の狼男の部屋203号室:オレンジ色のタヌキの部屋

202号室:青色の狼男の部屋


「俺、殺人鬼。レプタリアンと地球人とでは、科学技術に、1000年の開きがあるんだ。1000年前の平安時代の人間に、スマホ見せても理解出来ないだろ?所詮、お前らのような虫けらどもに、俺の存在は分からない、ということだ。」



このメールを送信すると、執筆中小説にこの内容が追加されます。

タランッ タランッ タランッ…

オレンジ色のタヌキは、パネルの通話ボタンを押した。

「な、な、なんでやんす…((((;゜Д゜)))?」

「なんかビビってね?」

「そ、そんなことないでやんす…。」

「んー(^○^)快感だね。たまんないね。なあ、知ってるか?マクドナルドのハンバーガーが、人肉バーガーだってことを」 「し、知らないでやんす…。」

「宇宙の課題は、食料なんだよ。食べないと、3次元では生きられないからな。」

「((((;゜Д゜)))」

「レプタリアンって、知ってるか?」

「((((;゜Д゜)))」

「俺、レプタリアンなんだよ。レプタリアンは、強い者が正義だという思想を持ってる。お前みたいな弱虫は、邪悪だと。」

「((((;゜Д゜)))」

「つまり、弱肉強食の理論だ。な?…タヌキ?」

「((((;゜Д゜)))」

「化けの皮、剥いでやろうか?」

「ぽ、ちんポこタヌキは、人気あるんでやんすよ。タヌキは煙幕をはるんでやんすよ。その間に、逃げるんでやんすよ。」

「ハハハハハ(≡^∇^≡)」

「うぅ…。タヌキを甘くみると、化かされるでやんすよ。」

「ハハハハハ(≡^∇^≡)」

通話が切れた。



202号室:青色の狼男の部屋


「俺は、殺人鬼。蟻んこに、巨人の全体像が分からないように、お前たちに、俺の存在は分からない。蟻んこが、群れをなしてるだけのお前たちに、インビジブル(透明)の意味は分からないのだ。」



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