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立体脱出ゲーム  作者: 望月笑子
120/127

104号室:緑色のひょっとこの部屋105号室:赤色のおかめの部屋

101号室:黄色のジェイソンの部屋


「ボクは、慶応ボーイだよ。午後4時の時報に【金色ボタン】押しましたけど、何の反応も有りませんでした。やはり、まだ全員に行き届いていないようですね。残りの時報は、あと3回。果たして、今日中に、間に合うかな…?」



このメールを送信すると、執筆中小説にこの内容が追加されます。

「はっ、冗談でしょ(*´∀`)♪」

「あ、あれ?おかめさん。そ、そんなに笑う人でしたっけ?」

「それで、ひょっとこ。どうかしたの( ̄Д ̄)?」

「い、い、いえ。その遊園地から居なくなった人は、に、に、2度と、も、も、も、戻って来ないって…」

「まさか(*´∀`)♪ハハハハハハ」

「ま、ま、まさかって、ぼ、僕も、そ、そう思いたいですよ。で、でも、火のない所には煙は、た、た、た、立たないっていう…」

「大丈夫よ(*´∀`)♪」

「な、なんか、別人みたい…」

「え?何か言った( ̄Д ̄)?」

「い、いえ、別に。ぼ、僕たち、本当にだ、だ、脱出っ……」

通話が切れた。



106号室:ピンク色のモアイの部屋


「大富豪ざます。この『七つ道具』の分度器で、部屋の角度をはかってみたざます。この部屋、正三角形っぽいざんす。確かに、各角度が、それぞれ60度あるざんす。各辺の長さが、約3メートルあるざんすが、一辺だけ、微妙に湾曲してるざんすね。なんだか、ショートケーキみたいざんす(/。\)」



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