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立体脱出ゲーム  作者: 望月笑子
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104号室:緑色のひょっとこの部屋303号室:オレンジ色のピエロの部屋

102号室:青色の河童の部屋


「河童です。午後4時の時報に【金色ボタン】を押しました。おかしいです。無反応です。残念です(/。\)。やはりまだ、この情報は、全員に行き渡っていないのでしょうか…。」



このメールを送信すると、執筆中小説にこの内容が追加されます。

「ちゃんと、メモしてね。101号室の黄色のジェイソンは、【貧民】。102号室の青色の河童は、【貧民】。103号室のオレンジ色の天狗は、【貧民】。104号室は、あなた。105号室の赤色のおかめは、【恋人】。106号室のピンク色のモアイは、【大富豪】。201号室の黄色のゾンビは、【貧民】。202号室の青色の狼男は、【殺人鬼】。203号室のオレンジ色のタヌキは、【共犯者】。204号室の緑色の一つ目小僧は、【探偵】。205号室の赤色のメドューサは、【アイドル】。206号室のピンク色の亀男は、【警察官】。301号室の黄色の月光仮面は、【ストーカー】。302号室の青色のエレファントマンは、【医者】。303号室は、私。304号室の緑色のキツネは、【詐欺師】。305号室の赤色の老婆は、【泥棒】。306号室のピンク色のヤクザは、【共犯者】。以上よ」

「や、や、やっぱり、305号室の赤色の老婆は、【泥棒】だったんだ…」

「え?」

「あ、いえ。か、彼女、うっかり、じ、自分の立場を名乗っちゃったんです」

「ひょっとこさん。私、マジシャンからのお願いです。私をここから、必ず、脱出させてください!お願いします!!」

「か、か、か、必ず」

通話が切れた。




103号室:オレンジ色の天狗の部屋


「天狗よ。午後4時の時報に【金色ボタン】押したわよ。何ともならないじゃない?なんなのよ。私ったら、安易に、喜び過ぎたわね…。そんなに甘くないか…。」




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