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立体脱出ゲーム  作者: 望月笑子
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104号室:緑色のひょっとこの部屋303号室:オレンジ色のピエロの部屋

201号室:黄色のゾンビの部屋


「俺、ゾンビ。午後4時の時報とともに、【金色ボタン】を押したよ。確かに。パネルの前で、ずっと立って、待ってたんだから。もう一度、押したよ。だけど、何の反応もない。今度は、何度も、何度も押した。やはり、何の反応もなしだ。」



このメールを送信すると、執筆中小説にこの内容が追加されます。

タランッ タランッ タランッ…

オレンジ色のピエロは、パネルの通話ボタンを押した。

「み、み、み、緑色のひょっとこです。ぼ、ぼ、僕、こ、【恋人】です。こ、【恋人】を探しています。ぼ、募集中です。」

「あら?【恋人】なら、105号室の赤色のおかめさんですが…」

「あ、あ、あなたは、ひょっとして、【マジシャン】…?」

「ええ。私、【マジシャン】という立場が重荷なんです…」

「あ、あ、ありがとうございます。お、お、教えてくださって」

「あっ、そうだ。今日の投票日に、各立場を交換するの、あなた達で良いかしら?」

「え、え、え、((((;゜Д゜)))別にいいですけど…。こ、【恋人】同士を交換しても、な、何も変わらないですよ…」

「いいのよ別に。それはともかく、私、【マジシャン】という立場が重荷だから、あなたにだけ、各立場を教えてあげます。」

「えええ!!(゜ロ゜ノ)ぼ、僕にですか?」



304号室:緑色のキツネの部屋


「キツネだっぺ。午後4時の時報に合わせて、【金色ボタン】を押したっぺよ。ちゃんと。( -_・)?ん………無反応だっぺ。アイツ、オイらにウソ吐いたっぺか。バカみたいだっぺ。」



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