表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
立体脱出ゲーム  作者: 望月笑子
110/127

205号室:赤色のメドューサの部屋302号室:青色のエレファントマンの部屋

205号室:赤色のメドューサの部屋


「アイドルです。黄色のジェイソンさんのお陰です。アナグラムのヒントが解けました。(一斉に)ハーレムルンソは、(一斉に)ハーフマラソン。そして、ハーフマラソンは、フルマラソンの半分だから、21.0975キロという結果が出ました。これを、数字に当てはめると、2が、ぼ。1が、た。0が、ん。9が、を。7が、お。5が、せ。つまり、(一斉に)ぼたんをおせ。(一斉に)ボタンを押せ、になります。よって、全員が揃わなければ、ここから脱出できない、という結果が出ました。」


このメールを送信すると、執筆中小説にこの内容が追加されます。

タランッ タランッ タランッ…


青色のエレファントマンは、パネルの通話ボタンを押した。

「も、もしもし。」

「…はい。」

「205号室の赤色のメドューサですが…、青色のエレファントマンさんは、【医者】なんですよね」

「なんで。」

「さっき、聞いたんです」

「誰に。」

「黄色のジェイソンさんにです。」

「…それで?」

「私、【アイドル】なんです」

「え?!!!(゜ロ゜ノ)【アイドル】?」

「はい」

「でも、ウソつきの【貧民】かも知れねぇじゃねぇか」

「【貧民】は、立場を聞かれた時にだけ、ウソを答えるんですよね。私は、聞かれていませんから」

「なるほど。と、言うことは、マジで【アイドル】?!!(゜ロ゜ノ)」

「はい。だから、電話したんです」

「オ、オレ、医者。マジで。やった〜(*^o^)/\(^-^*)」

「それで、青色のエレファントマンさんにお願いがあるんです」

「いーよ。いーよ。何でも言ってちょ。」

「もし、死人が出たら、救済して欲しいんです」



205号室:赤色のメドューサの部屋


「アイドルです。これは、重大なヒントです。【(一斉に)ボタンを押せ】。誰か一人でも、欠けたら、ここから脱出できないという事です。早く、拡散しなくては…」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ