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立体脱出ゲーム  作者: 望月笑子
107/127

202号室:青色の狼男の部屋306号室:ピンク色のヤクザの部屋

205号室:赤色のメドューサの部屋


「アイドルです。《ハーレムルソン》?《ハーレムルソン》?なんかこのアナグラムのヒント、おかしくないですか?ハーレムルソン…。ハーレム…。ハーレム。実は、分かっちゃいました。ヒントが、《鏡文字》になっています。だけど私の立場は【アイドル】。天敵は、ストーカー。誰かに教えてあげたいけれど、その人がストーカーだったら、怖いです。それで未だに、誰にも電話できません…。」

このメールを送信すると、執筆中小説にこの内容が追加されます。

タランッ タランッ

タランッ…


ピンク色のヤクザは、パネルの通話ボタンを押した。

「はい、ですます。」

「おう、ヤクザか?気に入らねェー。」

「ワタシは、人工知能ロボット、ですます」

「ぷっ。下手な芝居しやがって。」

「いえ。ワタシは、本当に、人工知能ロボットですます。」

「まあ、どうでもいいさ。そんなこと。なんか気に入らねェ〜んだよ。お前、警察官じゃないだろうな。」

「そんなこと、言えません、ですます。あなたは、詐欺師か、ですます」

「いや違う。まあ、いいや。俺は、ミステリー・サークルに加入している。ここを脱出クリアできたら、仲間と認めてくれるとさ。」

「ハハハハハ。」

「笑うな。ピンク・ヤクザ。」「あなた、個性的な仮面してます、ですます。親もそんな顔か、ですます」「やっぱりムカつく(怒)。今日俺は、お前を指す。分かったかっ〜!」

「それ、どういう意味か、ですます。ひょっとしてあなた、【殺人鬼】?」

「ふっ。…かもな。」

通話が切れた。

306号室:ピンク色のヤクザの部屋


「ワタシは、人工知能ロボットですます。人間は、他人のために命をかけることのできる生き物、ですます。これがあるから、他の動物とは違う、ですます。この精神がなければ、人も獣も一緒、ですます」

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