202号室:青色の狼男の部屋306号室:ピンク色のヤクザの部屋
205号室:赤色のメドューサの部屋
「アイドルです。《ハーレムルソン》?《ハーレムルソン》?なんかこのアナグラムのヒント、おかしくないですか?ハーレムルソン…。ハーレム…。ハーレム。実は、分かっちゃいました。ヒントが、《鏡文字》になっています。だけど私の立場は【アイドル】。天敵は、ストーカー。誰かに教えてあげたいけれど、その人がストーカーだったら、怖いです。それで未だに、誰にも電話できません…。」
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タランッ タランッ
タランッ…
ピンク色のヤクザは、パネルの通話ボタンを押した。
「はい、ですます。」
「おう、ヤクザか?気に入らねェー。」
「ワタシは、人工知能ロボット、ですます」
「ぷっ。下手な芝居しやがって。」
「いえ。ワタシは、本当に、人工知能ロボットですます。」
「まあ、どうでもいいさ。そんなこと。なんか気に入らねェ〜んだよ。お前、警察官じゃないだろうな。」
「そんなこと、言えません、ですます。あなたは、詐欺師か、ですます」
「いや違う。まあ、いいや。俺は、ミステリー・サークルに加入している。ここを脱出クリアできたら、仲間と認めてくれるとさ。」
「ハハハハハ。」
「笑うな。ピンク・ヤクザ。」「あなた、個性的な仮面してます、ですます。親もそんな顔か、ですます」「やっぱりムカつく(怒)。今日俺は、お前を指す。分かったかっ〜!」
「それ、どういう意味か、ですます。ひょっとしてあなた、【殺人鬼】?」
「ふっ。…かもな。」
通話が切れた。
306号室:ピンク色のヤクザの部屋
「ワタシは、人工知能ロボットですます。人間は、他人のために命をかけることのできる生き物、ですます。これがあるから、他の動物とは違う、ですます。この精神がなければ、人も獣も一緒、ですます」