103号室:オレンジ色の天狗の部屋101号室:黄色のジェイソンの部屋
(ビ・ビ・ビ・ビーン・ボ)
壁時計から、午後2時の時報が流れた。
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タランッ タランッ タランッ…
黄色のジェイソンは、パズルの通話ボタンを押した。
「貧民ッ!どうして誰も電話してくれないのよッ!」
「ボクは、慶応ボーイだよ。いや…今、電話しようと思っていました。」
「ウ、ウソよッ!どうして私だけ。いつも私だけ仲間はずれなのよッ〜!も〜う、イライラするッ!貧民のくせにッ!」
「ボクは、慶応ボーイだよ。実家は、そこそこ金持ちなんですけど…。これでは、福沢諭吉も泣きますね…((T_T))」「泣けッ!こっちが泣きたいわ…」
「まあまあ。落ち着いてください。さっき、201号室の黄色のゾンビさんから電話があって、304号室の緑色のキツネは詐欺師だ、と言っていました。」
「詐欺師〜!(;゜゜)ヤバいわね。それで?」
「はい。詐欺師に職務質問された黄色のゾンビさんは、取り合えず、【医者】だとウソを吐いたそうです。だけど、やっぱり疑われて、今日の投票は、自分が指されるとおっしゃっていました。」
「なるほど。それで、ゾンビは逆に、キツネを指す、と。」
「まあ、そういう事ですね。」
「でもなんで疑われたんだろ?」
「医者が、2人いたそうです。もう1人が、302号室の青色のエレファントマンさん。こっちは、本物かも知れませんね。」
「やっぱり、怪しまれたか…。ヤバいね。医者が何人もいたら、そりゃあ怪しまれるわね」
「ボクが、もし聞かれたら、ピンク・ヤクザと答えようかと思います(笑)」
「そうだね。私も、そうしよっ…」
通話が切れた。
(ビ・ビ・ビ・ビーン・ボ)
壁時計から、午後3時の時報が流れた。