201号室:黄色のゾンビの部屋101号室:黄色のジェイソンの部屋
(ビ・ビ・ビ・ビーン・ボ)
壁時計から、午後0時の時報が流れた。
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タランッ タランッ タランッ…
黄色のジェイソンは、パネルの通話ボタンを押した。
「俺、ゾンビ。」
「ボクは、慶応ボーイだよ。」
「俺、ゾンビ。」
「…同情します。」
「なんか変わったことあったか?」
「いえ、何も。」
「俺の方は、ヤバい(;゜゜)ヤバい。304号室の緑色のキツネ、アイツは詐欺師だぜ。」
「名乗ったんですか?」
「俺が?アイツが?」
「ああ…、詐欺師は、職務質問ができますからね。なんて言ったんですか?」
「俺たち【貧民】は、ウソだけが取り柄だ。医者だとウソを吐いたよ」
「それで?向こうは?」
「もちろん、信じなかった。アイツ、俺に2回も連続して電話かけて来やがった。今日の投票で、俺を指すつもりだ。」
「ヤバいっすね(;゜゜)。なんで疑われたんでしょうね」
「わかんね〜。とにかくよ、304号室の緑色のキツネが、詐欺師だって。」
「分かりました。」
「102号室の青色の河童には伝えたからよ。俺はもうダ…」
通話が切れた。
(ビ・ビ・ビ・ビーン・ボ)
壁時計から、午後1時の時報が流れた。