204号室:緑色の一つ目小僧の部屋304号室:緑色のキツネの部屋
306号室:ピンク色のヤクザの部屋
「ワタシは、人工知能ロボットですます。その生後10ケ月の赤ちゃんが実験中に、どちらの図形を選んだか、その結果が出た、ですます」
このメールを送信すると、執筆中小説にこの内容が追加されます。「落ち着いて聞いてくださいね、キツネさん。脱出の件なんですけど、(・◇・) 《七つ道具》を組み合わせて、方位磁石を作れると思うんですよ」
「え・・・((((;゜Д゜)))どうやってっぺ?」 「多分なんです。小学校の夏休みに、一度だけ作ったことがあるだけで、何をどう組み合わせて作ったのか、全部忘れてしまったんです。でも、多分脱出の手掛かりになると思うんです。《七つ道具》で方位磁石が作れるかも知れない、これを拡散して欲しいんです」
「でもオイラ、今日はもう誰にも電話できないっぺよ」
「いいんです。まだ時間がありますから。健闘をお祈りします」
「分かったっぺ。努力してみ………」
通話が切れた。
306号室:ピンク色のヤクザの部屋
「ワタシは、人工知能ロボットですます。その結果、赤ちゃんは、75%以上の割合で、【攻撃を受けた側の模型】の方を選んだ、ですます。」