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立体脱出ゲーム  作者: 望月笑子
102/127

204号室:緑色の一つ目小僧の部屋304号室:緑色のキツネの部屋

306号室:ピンク色のヤクザの部屋


「ワタシは、人工知能ロボットですます。その生後10ケ月の赤ちゃんが実験中に、どちらの図形を選んだか、その結果が出た、ですます」

このメールを送信すると、執筆中小説にこの内容が追加されます。「落ち着いて聞いてくださいね、キツネさん。脱出の件なんですけど、(・◇・) 《七つ道具》を組み合わせて、方位磁石を作れると思うんですよ」

「え・・・((((;゜Д゜)))どうやってっぺ?」 「多分なんです。小学校の夏休みに、一度だけ作ったことがあるだけで、何をどう組み合わせて作ったのか、全部忘れてしまったんです。でも、多分脱出の手掛かりになると思うんです。《七つ道具》で方位磁石が作れるかも知れない、これを拡散して欲しいんです」

「でもオイラ、今日はもう誰にも電話できないっぺよ」

「いいんです。まだ時間がありますから。健闘をお祈りします」

「分かったっぺ。努力してみ………」

通話が切れた。



306号室:ピンク色のヤクザの部屋


「ワタシは、人工知能ロボットですます。その結果、赤ちゃんは、75%以上の割合で、【攻撃を受けた側の模型】の方を選んだ、ですます。」

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