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破壊者  作者: ZODIAC
1/11

episode 1 選ばれし者

ただいま青春真っ只中



俺は桐谷亘

[キリヤワタル]


極一般的に日本で生まれ


日本で育ち



普通に高校にも進学して


スクールライフをおくっている



実家が剣道場を営んでおり



幼少期から剣道を教えこまれていて



今も練習は欠かさない



部活は入っていない



いわゆる帰宅部だな



前置きはこのへんにして


俺の高校生活を覗いてみよう



学校生活も一般的で



授業を受けて



昼休みをのんびり過ごしたり



そんな感じだ



「何悟った顔してるんだよ」



こいつは俺の昔からの連れ



名前は相澤大地

[アイザワダイチ]



腐れ縁みたいだ



「別に何も悟ってねーよ」


こんな感じで他愛もなく過ごしている



「授業終わったし帰ろうぜ」



俺は軽く返事をして



下駄箱へ向かった



「今日はラブレター入ってないかな……………………





やっぱり入ってない」



まあ毎日見る光景だ



「早く行くぞ」



大地は慌てて靴を履いて追いかけた



この帰り道に事件は起こる



運命をも変える出来事が


「んでさあこのゲーム超オススメなんだよ」



大地は大のゲーム好きだ



「俺は興味ねーよ


それよりも修行しねーとな」



「修行修行ってよくやるね」



「いやゲームもよくやるよ

そんなに」



俺はふと視線を前に戻した



すると目を疑う物を見てしまった



「あれは島?」



「えっ!?どこだよ」



「あそこだ、あそこ」



どうやら大地には見えていないらしい



すると空に浮かぶ島から赤い何かが一斉に飛び散り



そのうちの一つが急速に接近してきた



「!?」



反応した時には俺は体ごと吹っ飛ばされた



壁にあたり凄い音を奏でた



「亘!!


一体何が起こったんだよ」


体中が痛くて右目が凄く熱く感じる



「お前目が赤くなってるぞ!!」



目に手をやると出血しているのか血が付いた



どうやらさっきの物体は目に直撃したみたいだ



民家の人が救急車を呼んでくれたみたいだ



俺はそこで気を失った




次に目が覚めて目に入ってきたのは



見知らぬ天井



いや病院であろう天井が目に入った



少し頭が痛い



「そうだ目は!?」



手で触れると包帯が何重にも巻かれていて確認がとれない



そんなことを考えていると黒いスーツをきた男が入ってきた



「気分はどうかね?」



「最悪だね」



「そうか



だがすぐ楽になるだろう


君は自分の目を確認したかね?」



「まだだけど」



「鏡の前で包帯を取って確認するといい」



俺は鏡の前にたち包帯をほどいていった



ほどき終わり目を開けた


「赤くなってる!?」



「よく目を見ると紋章が眼球に刻まれているだろ」



確認してみると確かに紋章が刻まれていた



「おめでとう



君は1000人のうちの一人に選ばれたんだ



破壊者(バスター)として」


「バスターだと?」



「君にはあの島が見えるだろ



もっとも私は機械を通してでないと見えないがな


あそこに陣を張っている


創造者(クリエイト)が君を選んだんだがね



君にはクリエイトたちとの戦争に参加してもらう


拒否権は無い



拒否すればここで抹殺せよとの命令を受けている」


「ようするにそのクリエイトとの戦争に勝てば生き残れるんだろ?」



「そうだ」



「拒否できないんなら参加してやる」



「では時間がない



すぐに島に移動してもらう」



黒いスーツの男が話終わると同時にヘリコプターが窓に寄っていた



「さあ飛びうつれ」



ヘリコプターの乗組員が手をさしのばしている



俺は頷き飛び乗った



数分たって島の離陸場にヘリコプターを降ろして


島へと一歩踏み出した



ヘリコプターの中では説明があり



バスターはクリエイトに唯一対抗できる存在で



少しの魔力なら扱えて



身体能力が向上しているようだ



島に降りて少し歩くと人が密集していた



俺は密集している中へと入っていき建物の中に入った



椅子が並べられており



自由に座れるみたいなので



適当に座ることにした



しばらくして前に教官みたいな人が仁王立ちして話を始めた



「早速だが君たちにはクリエイトと戦争をしてもらう



もちろん戦いかたはわからないであろうから



君たちの脳に直接情報を送る」



教官みたいな人は後ろの 科学者に合図を出し



科学者は機械の電源を入れた



しばらくして頭が割れそうな感覚に陥った



「俺の……………戦闘……………スタイルは……………戦闘…………方法」



数十分続き機械が止まった



みな同じように荒く息をしていた



「ではこちらに武器がある


好きなように取ってもらいたい」



俺たちは無言で武器をとりにいった



俺は武器として二丁銃選んだ



どうやら二丁の剣は必須装備のようだ



銃なんて使い方なんかわからなかったが



今は毎日使っていたかのように思える



戦闘用の服が支給されたので着替えた



赤がベースの色で黒のラインが入っている



非常に動きやすい



準備ができ外に並んだ



「クリエイトは50人だ



頑張るように」



「50人かよ



生き残れるじゃねーか」



一人金髪の男が笑いながら発した



「クリエイトは青色の服を着ている



残り5分で戦闘開始だ」



いきなり非現実的な展開で戦えと言われているのに何の迷いもない



バスターは基本剣に自分の魔力を纏わして戦う



バリアーも少し張れるみたいだ



銃は魔法銃となっているが



この魔法銃は魔力の消費が少ないので使いやすい


島全体は広くないので挟み撃ちには気をつけないと



「てば始まるぞ



5・4・3・2・1………



スタート!!」



そう戦争が始まった



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