枝には蕾
現代短歌なので、小難しいことは抜きにして。
感じたままを詠んでみました。
お気楽に味わってみてください。
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老木も 時候の流れは 敏感に
感じ取るのか 枝には蕾
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ある日、見つけたのです。
それは庭の隅の老木。
枝は枯れているようにも見えたのですが、ちゃんと蕾をつけていました。
老いた木でさえ、季節の変化を敏感に感じているのです。命ある限り精一杯、彼らが(または彼女ら)は花を咲かせるのです。
なんと逞しいことでしょう!
偏頭痛が止まらないからって、腱鞘炎が辛いからって、ストレスでしんどいからって、
このまま老け込んではいけませんよね。
いつでも感覚は敏感に研ぎ澄ましていなくっちゃ。(←希望!)
でなければ、短歌は詠めません。
ええ。下手くそは下手くそなりに、ですが。
植物にそんなことを教えられた出来事でした。