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ずっとあのままでいられたら  作者: 初めての書き出し小説風
4/42

第4話 気持ちの変化1

昔は、はるかのために仕事も頑張ってきたし、家のことやそれ以外のことも。

約10年、はるかのためだけに生きてきた。

当たり前だけど、浮気なんかしたことがない。

ただ、ただまっすぐにはるかを支えてきた。


けど、けいすけとのことがキッカケで…。



その夜の真実は分からない。聞こうとも思わないし聞きたくもない。



次の日、お昼過ぎにはるかから連絡がきた。

「昨日はごめんなさい」

「取ってもらった部屋で休んで今は大丈夫になったよ」

「心配かけてごめんね」


「はるか、体調は大丈夫なん?」

「もう動けそうな感じなん?」


「うん…もう大丈夫そう」

「これから支度してお家帰るね」


「…そっか。わかった」

すごい冷静な自分がいた。


はるかは潔癖症だから、けいすけとそうゆうことをしたとは思わない。

…思わないようにしたが正解かもしれない。

ただ、ゆうまの中で事前に自分が宿泊するホテルの別室を予約しているようなやつと繋がっていることがなによりムカつくし、それを何も思わないはるかに疑問が強くある。LINEのやりとりも含めて。


「早く帰っておいで」

それでも今自分が思っている気持ちを口に出せなかった。



はるかから連絡がきてから数時間が経った。


「ただいま」

たったった

「おかえり」

帰ってきたはるかを玄関で迎える。


顔色は、普通な感じ。

体調の悪さもなさそうだ。


「本当にごめんね」

「けいすけさんを帰りの送り出しとかしてたから遅くなっちゃった」


「…えっ、あっそうだったのか」

「遅いからまた体調が悪くなって動けなくなってたりしたのかと思って心配してたよ」


「連絡しなくてごめん」

「ずっとお外にいて疲れちゃったから少し休むね」


「…まぁ、いつもの布団のほうが休めるからね」

「ほら、早く寝室行きな」


「ありがとうね」

たったった

寝室に向かうはるか。


いつものように布団にはいると外着だけ脱ぎすて横になる。


「ほら風邪ひくからパジャマ着な」

ばさっ

はるかのパジャマを手渡す。

これもいつものこと。


「えへへ、ありがとうー」

渡されたパジャマを着てゆっくり眠る。

「zzzzz」


「…ん、、なんだろう」

いつのもように寝てるはるかを見て言いようのない気持ちを感じた。


それから、例の奥さんからの電話につながる。

〜〜〜〜〜〜

「あんた、けいすけと不倫してんだろう!」

〜〜〜〜〜〜


冷静に奥さんに返答したゆうまだったが、ふと思うことがある。


不倫や浮気って、そもそもどこからなんだろう?

定義ってなんだろう?

そうゆう行為をしたら、そうなるの?

気持ちが変化を起こしたら、そうなるの?

異性関係において隠し事ができたら、そうなるの?


この時からゆうまの中ではるかに対する気持ちが崩れた…


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お読みくださいましてありがとうございます。

いかがでしたでしょうか?

ぜひお気に入り登録、評価などをしていただけたら今後の参考と活力にさせていただきます!

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