詩 スライムが来た
ぷるぷるぷる
ぷるぷるぷる
ぷるるん つやつや
真っ青スライム
つぶらな瞳がとってもキュート
「とても討伐なんてできないわ」
「モンスターだとしても」
「思わず守ってあげちゃいたくなるもの」
ぷるぷるぷる
ぷるぷるぷる
ぷるるん つやつや
真っ青スライム
小さくぷにぷに
弾力ばっちりまるまるボディ
よく弾んで よく跳ねる
「さわると気持ちいいのよね」
「そしてなんだか見てるとなでたくなるのよね」
「どうしてスライムは動物じゃなくて魔物なのかしら」
「ストーリー」
その女はモンスター狩りを行う冒険者だった。
しかし彼女は、スライムだけは狩らない。
周りの人達は「なぜあんな低レベルモンスターを狩らないのだろう」と毎日不思議がっていた。