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エアストヴェルト  作者: 工藤準
第五章 エルフの里
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アイリスの能力

優一はラティスとルナフィーネを連れて行かない理由を琴音とティファリアに説明すると、ティファリアから二人に説明してくれた。

最初は駄々をこねていたが、納得してくれたようだ。

「ティファリア頼む」

優一はティファリアの《転移魔法》で港の上空まで転移した。

優一の背に負ぶられたアイリスは、空に浮かぶ事が初めてで、少し固く張りつめた表情を「しっかり掴まっといて」

「はい!」

優一達は世界樹の方向に向けて飛行する。

「アイリスさん大丈夫ですか?」

「空を飛ぶのは初めてなので少し緊張してます…でも大丈夫です」

「そういえば、アイリスちゃんの能力って歌だけど、回復以外に具体的にどういった効果があるの?」

「私の歌の効果は2種類あります」

三人はアイリスの歌の効果を聞いて驚いた。


一つ目は   回復魔法ヒールリッツ

精神的ダメージやあらゆる傷を治す事が出来る。

だが、毒や麻痺と言った耐性を治す事は出来ない。


二つ目は   肉体強化魔法エリンファースト

攻撃力・防御力・速度を一時的に増大させる効果がある。

歌が終わると同時に効果が消え、再度歌の恩恵を受けるには数時間必要。


「凄い力ですね!」

「アイリスちゃんがいれば無敵ですね!」

「だが、油断はしないこと!常に相手の実力を感知しながら戦わないとな」

暫くすると琴音は、リリィから預かった腕輪のクリスタルが徐々に緑色に変わっていくことを優一達に知らせる。

「兄さん!この辺りにエルフの里が在るようです!」

だが、雲の上を飛行していたせいか光はそれ以上大きくなる事はなかった。

(おそらく、この下にエルフの里があるのか?)

「降下するぞ!」

「「はい!」」

三人は勢いよく下へと降下を始め、アイリスは力一杯しがみ付いていた。

下へ下へと降りて行くとクリスタルの光は増し、光が最高点に達した途端、辺りの空間が一瞬歪み、先ほどまで無かった大きな木々が現れる。

大きな木々の枝には建物が造設されており、木と木の間にははしごが掛けられていた。

「凄いです…昔読んだ絵本の世界見たい」

「私も初めて来ましたけど…ここまで美しい里だとは…」

風力で目を乾かないように閉じていたアイリスも目を開ける。

「ここが…エルフの里…」

目の前の美しい光景にアイリスも言葉を失う。

だが、里には誰一人エルフの姿はなかった。

優一は誰かに見られている視線を感じ取る。

「おかしいですね…確かに魔力を多数感じるのですけど」

「多分、突然俺達が上空から現れたから驚いて家の中に隠れたのかもな」

「傍から見たら、得体の知れない者が突如空に現れたので隠れますよね…」

優一達は里の中でひと際大きな家に向かう。

大きな家には一番偉い人物が住んでいるという直感だけで。

扉の前に付くと優一が扉をノックする。

「あの~~すみませ~~ん」

返答はなく、いきなり扉を勢いよく突き破って《土魔法》が飛んできた。

魔法は優一に命中したが、傷一つどころか服にも泥が付いていなかった。

土魔法は優一の気の壁にぶつかりダメージどころか服を汚す事すらなかった。

魔法を放ったエルフは驚き、恐怖の顔で引きつっていた。

「こ、こないでーー!!」

「それ以上近づくな!!」



仕事が忙しく暫く投稿出来ていませんでしたけど無事新しい投稿が出来ました^^

投稿してない間も読んでくださり有難うございます♪

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