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私の詩

作者: 梅宮麟造

 奴に法の裁きを、目を閉じれば浮かんでくるはあの日の光景

 奴に法の裁きを、目を閉じれば浮かんでくるのはあの日の想い


 家族三人幸せに

 今この時が幸せで,この幸せはこれからもっと強く大きくなると思ってた

 だけど悲劇は突然に、私に襲いかかる

 この手につかんだ幸せは、ホロリとこぼれ落ちた


 誰かが言った

 禍福は糾える縄の如しと

 それならば私の幸せはいつ訪れるのか、私はまた幸せになれるのか

 苦悩の夜は続いてく。私に家族はもういない。

 私の家族を奪ったあいつに死の宣告を


 奴はのらりくらりと言葉巧みに想いをかわし、

 奴に死の宣告は訪れない。


 目に焼き付くは奴の微笑み。

 虚ろな十字架では満足できない。真の裁きを


 奴に法の裁きを、二度目はないと浮かんでくるのは奴の微笑み

 奴に法の裁きを、二度目はないと燃え上がるのは私の怒り


 家族三人幸せで

 あのときが幸せだった。この苦しみはこれかも強く大きくなっていく。

 だけど好機は突然に。私の前に転がり込んで

 あの日感じた悔しさは、今この瞬間果たされる。


 誰かが言った。

 禍福は糾える縄の如しと

 私はついにゴールを見つけた。私はゴールできるだろうか

 苦悩の夜は終わらせる。家族の無念今果たさん

 私の家族を奪ったあいつに死の宣告を


 奴はのらりくらりと言葉巧みに言うけれど

 奴の声はもう誰にも届かない


 目に焼き付くは奴の動揺

 今こそ奴に真実の十字架を。裁きを


 目に焼き付くは奴の微笑み

 目に焼き付くは奴の動揺

 鏡に写るは醜悪な微笑み

 鏡に写るは真っ赤な私


 虚ろな十字架では満足できない。

 

 今こそ奴に真実の十字架を

 

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