オモイ編み込み
一つ一つ紡いでいこう
親指スライドさせて
打ち込んで行く
文字の羅列
一つのコトバにして
編み込んでいこう
一枚のメッセージ
オモイを乗せて
少しずつ形作って
色とりどりの
ヒカリをあてて
キミに届けと
ボタンを押す
端末の先
電波の向こう
キミに届けと
願いをこめて
誰でもない
いまこのときだって
すぐにでも駆けつけて
キミのこと
抱きしめたい
欲張りかもしれないけれど
理由なんてない
理性はどこかに忘れてきたみたい
電波に乗ったメッセージ
重すぎても届かず
軽すぎても吹かれて飛ばされる
このメッセージは届くかな