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終わり
俺とオーガ達は天界に攻め込んだ。
天使が死んだ。何体も。
ある奴は内臓をぶち撒けながら。
ある奴は脳髄をぶち撒けながら。
ある奴は頭が狂ってしまった。
オーガが死んだ。何体も。
ある奴は骨を露出しながら。
ある奴は体が真っ二つに裂けながら。
ある奴はずっと泣いていた。
いてぇな。クソが。
俺と神は戦いあった。
戦いあって、戦いあって、戦いあって、戦いあった末に、条約を結んだ。
お互いもう少し力をつけて、またリベンジしようじゃないか。と。
ふざけんな。
ただこのままでは埒が明かないと、諦めた。
そして俺は異世界に戻り、人々を集めた。
憎しみを力に込めて。
悪いやつを引き込み、苦しみを味わいさせ、憎しみを増やさせた。
それが俺の力になっていく、あいつらは真逆のことをやっているらしい。
だが俺は俺らしくやってやる。
平和な日常を崩しやがった天界をぶっ壊すために。
いひひひひひ。