2/4
とにかくチートな能力
俺は死んだ。
天界が視界に広がった。
そこにはざっと100人を超す天使が待っていた。
「「「あなたに転生するための能力を上げましょう」」」
俺に能力が備わった。
HP 無限
攻撃力 無限
魔法力 無限
防御力 無限
賢さ 無限
運 無限
使える魔法 全て
使える戦術 全て
使える技 全て
使える武器 全て
使える防具 全て
コミュ力 無限
かっこよさ 無限
力 無限
五感 無限
「「「それでは、いってらっしゃい❤️」」」
天界の神となった気がした俺は異世界へ行った。
時空を引き裂き、無理やり異世界に行く。
世界の可愛い女が俺の元に擦り寄る。
王に祝福された。
パレードが開いた。
ファンファーレが鳴り響く。
宴会だ。
また自分は神になった気分だった。
とても熱く、高揚した気分だった。
グチャ。
そんな時、力加減を間違えてしまい、女の一人の頭を潰してしまった。
世界が冷たくなった気がした。
次に鳴り響いたのは警報だった。
俺は攻撃から逃げ、女を攫って他の異世界へ行った。
俺はまた同じ過ちを繰り返した。
何回も、何回も。
畜生。何でこんなことに。