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幸せって、なんだ?  作者: 天野☆星☆
5/5

さらに

ついになくなりました。

福禄寿は、羽真手は。朝が早い。好みは、日本料理。得に、紅葉が大好き。木ではない。

 幸福の神とか言ってるけど、日本では血のつながった子どもが生まれるだけで幸福とされるので、その神。他にも、財産の神とされる。中国にもおんなじようなもんがいる。日本がぱくったようなもんである。

 しかし、俺こそが福禄寿なので、はい。違うことは違うって言えんですけど、そうなんだろうなぁ、と思うだけである。

 何故か。

 神だって寿命がある。いつかは死ぬ。人に転生する事もある。そのまま魂がどっかいっちゃうこともある。つまり、むかーしの事を書いたやつなんだから、その時生きていた神の事が書いているのだ。今は、違うってことだが、主な能力、特徴は変わらない。でも俺、頭変なふうになってないんだよな。

 そもそも、何で俺が福禄寿って分からかってことなんだけどな、それはあれだ。

 生活の仕方だ。

 幼稚園、小学校低学年の頃はよく運を使った。俺がバンバンするとドンドンみんなが幸せになっていくんだよ。当時の俺は『俺は世界を変えられる』と思いもともとあった俺の幸福を使っていきました。結果、今俺は幸福と不幸の線を超低空飛行中。たまに下に入る。

 運って言うのは、テキトーに生きてるとちょーっとずーつたまっていくのだ。それをどう使うかは、あなた次第。

 完。

 とはなりませんよ?実際もう学校行っちゃってたし、むしろ着いちゃってるし。

3・学校暮らしって程暮らしてないが

 一年生の入学式って、上級生が参加すると思いますか?俺らの学校ではします。

 本っっっっっっっっっっっっっっっっっっとーに面倒さい。

 希望者だけって聞いたが。希望してないが、俺。何で呼ばれた、俺。

 急に担任からちょっとこいっつわれて、夜夢と一緒に体育館に来たのが20分前。

 それからというもの、こうして夜夢と2人で座ってる始末。

 と、1人の生徒が前に出る。イケメンか。トリマ死ネ。

「私、呼ばれた意味分かりましたよ」

 不意に、夜夢が隣りからつぶやいてくる。呼ばれた意味?ないんじゃねぇか?

『本日は、天候にも恵まれ、私どもの心も、まるで本日の天気のように晴れ晴れしく、軽やかな気持ちです。本日は私どもの入学式にご参加い――』

 あ、ごめんもう無理。ギブアップ。

 しかし、なんだろう、聞きおぼえがあるような、ないような……。

「―――――――‼‼」

 気付きました。整いました。

 効果音でもつきそうな勢いで隣を見る。

 すると、そうすると言う事をあらかじめ知っていたように、夜夢は目配せをしてきた。

 その眼からは、厄介だ、という気持ちが感じられる。ホントにね、厄介だね。

 あいつから、神ですよオーラが出てる。出てるもんは仕方ない。感じられるのは、俺と夜夢ぐらいだろう。

 多分あいつは、俺に無理難題を言ってきたあの神であろう。声が完璧に一緒だから間違いない。

 絶対そうだ。間違いない。絶対間違いない。←間違えるフラグ。

『ありがとうございました。ちゅづいては、校長先せ――――』

 かんどるやない、かーい。


さて、放課後。キャツを探すためレは初陣の所へ行く。つまり北校舎な。

うちの学校は川の感じのように立っている。うち二本は本校舎とよされる、2、3年生がいる場所。何故一年の所が本校舎に入らないかっつうと、この校舎は一昨年ぐらいに出来たピッカピカのキッンラキラなのだ。エアコンなんか使いやがって。

まぁそんなこんなで、4組に来ました。さて、お化けが出るかな?それとも神かな?神に決まってんだろ。

「いや~、そちらから来るとは……暇なの?」

「おまえもな」

「そうか、もうお別れか……」

 何でブリブリザ○モンなんだよ‼はやってんの!?!?

「で?福禄――、羽真手さんがいるのは分かりましたが、なんで夜夢ちゃんまでぇ?いるのかーなぁ~?」

 何でピエロっぽい人になってるんだよ。

「そもそも、ここに行けって言ったのあなたじゃないですか」

「えぇ~?何だってぇ~?」

 うわ、その台詞って俺が言うやつじゃ感が。

「とりあえずここでそういう話はしないよねぇ、あっち行こうか」

 お、おい聞いたかよ、あの全校生徒の前でなんか言った奴が美少女連れてあっち行こうとか言ってるぞ???ああ、あれやべぇんじゃねぇか???いいのかよ??

「あ、そっちの人もね?」

 あ、はい、俺っすか、はいはい。


「で、あんたはあの神だろ?」

「あーい、あの神でーす」

「何の神ですか‼」

 い~いつっこみですね~。

「俺?俺は福禄寿だって」

「あなたじゃないですよ‼いやあなた福禄寿でしたか!」

「俺の事ですよね?」

「そうですよ~」

「ってか夜夢さん、知ってるんじゃないの?」

「とりあえずヤバいってのは分かっています~」

「名乗っちゃうとみんなびっくりするから……、まぁいいや。俺の名は、ヴァーリ、だ」

「―――っ‼‼」

「―――っ‼‼」

 神ならその名を聞いて、絶対にひれ伏すだろう。あと北欧神話を信じる人。

 それは、神々の王。の子ども。つまり、次の時代の王。絶対存在。


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