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死神の花嫁  作者: 環永環
日常
31/31

旦那様と朝

「ふぁ」


目が覚めると目の前に旦那様の顔があった。

久しぶりにあの悪夢を見なかった原因はこれだろうか。

私は旦那様に抱きしめられて寝ていたらしい。とても暖かくて優しい腕だ。何故。昨夜旦那様は私を殺しに来たのではなかったのか。何故。私は旦那様が来たことに安心してしまったのか。何故。こんなにも私は、


「だめ…」


駄目だ。嬉しく思ってはいけない。

きっと、旦那様は私を殺しに来た、そうでなければ。

私は旦那様を……


「ゃ」


死なせたくない。


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