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死神の花嫁  作者: 環永環
日常
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少女の祝福

温かい何かに包まれている感覚がした。


「ナチェル様?」

「あっアマリー!?いえ、違うのよ?食べようとかそんなことは思ってないわ!ただ寝てしまったあなたを寝室へ運ぼうとしただけなのよ!」


何だかよく分からないがお礼を言うべきなのだろうか。


「そうですか。ありがとうございます」


わたわたと手を振っていたナチェル様の動きが止まる。

何故か頬に手を当て俯いてしまった。

いつの間にかソファに倒れこんでいた体を起こしながら言う。


「それとナチェル様、私はアマリリスです」

「ええ、アマリリスね。覚えたわ!」


若干の疑いを覚えつつもそれを言葉にはせずのみこんだ。


「そうそう。あなたの胸にあったそれ、寝てる間に消しておいたわよ」

「え?」


一瞬、ナチェル様が何を言ったのか分からなかった。


「だから!消したから。あなたはこれから自由に人を愛しなさい!」


言葉が出なかった。

ただ、代わりに涙がこぼれた。



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